資格の勉強をしたいけど「時間がない」
ダイエットのために毎日運動をしたいけど「時間がない」
本を読みたいけど「時間がない」
副業を始めたいけど「時間がない」
社会人になると、何か新しいことを始めようと思っても「時間」の制約があってあきらめてしまうことが多いですよね。
でも1日が24時間しかないのは皆おなじ。その24時間をどのように使うかで「やれること」のの差が出てくるのです。
何の時間を作りたいか明確にする
自分が何をするために時間を作るのか、まずはこれをはっきりさせるようにしましょう。
別に1つでなくても構いません。例えば一番上に書いたものを全部やりたいとします。
今でも時間がいっぱいいっぱいなのに、本当にこんなにいろいろできるの?と思うかもしれませんが、全く問題なくできます。別に睡眠時間を減らす必要もありません。
今の時間の割り振りをざっくり書き出してみる
例えば、
6:00 起床~シャワー~身支度~朝食の支度
7:30 朝食~出勤
8:30 始業
12:30 昼食
20:00 残業も終わって終業
21:00 帰宅~風呂~夕食の支度
22:00 夕食
(テレビ&ネット)
24:00 就寝
かなりザックリですが、平日はこんなかんじで会社と自宅の往復で終わってしまうという方も多いでしょう。
会社で仕事をしている時間を削ることは難しいですね。
よく残業を断る勇気みたいなことを言う人もいますが、それができればとっくに残業なんてしていないと思います。しなくてはいけない理由があるからしているという前提で、この8:30~20:00までの時間は会社に捧げてしまいましょう。
睡眠時間も、これ以上削ると眠気に襲われるでしょうから、この6時間はキープすることに。
それでも、こうしてザックリ書き出してみると、どうですか?夕食~就寝までの時間がまずは空いていますね。
「え?それテレビ見る時間だけど」と思いました?そうですよね、テレビも見ないと会社で話題についていけません。ではテレビを見る時間も1時間取りましょう。
するとだいたい23時~24時までの1時間は空きそうですね。
まとまった時間を作り出す
今のところ、まとまった時間として取れるのはこの23時~24時の1時間です。でも、これ以外にもまとまった時間を作り出すことは可能です。
週末にまとめてできることはやってしまう
例えば週末に1週間分の朝食と夕食を作りだめして冷凍でもしておけば、食事の支度の時間がグッと短縮されます。朝に+30分、夜に+30分くらいのまとまった時間を作ることができます。
スーパーやコンビニでお惣菜を買ってきてもいいのですが、その買う時間がロスになってしまうので、料理をしないならば惣菜を買いだめしておきましょう。ごはんぐらいは炊いて冷凍しておいてもいいと思います。
洗濯や掃除も週末まとめて片づけてしまうのがいいですね。
テレビもできるだけ録画して週末の夜にまとめて見るのがいいでしょう。録画すると、結局見なくても平気になったりします。その日に見た方がいいのは、夜のニュースぐらいでしょうね。ただ、これもネットで十分にまかなえます。
細切れ時間を1か所にまとめる
一連の流れになっている「起床~シャワー~身支度~朝食」とか「帰宅~風呂~夕食」などは、間にいちいち休みを入れずに一気にやってしまいましょう。
それによって、行動と行動の間に埋もれていた細切れ時間をまとめることができます。
例えば、起床~ソファーでグダグダ(10分)~シャワー10分~ソファーでボーッ(10分)~身支度15分~スマホポチポチ(10分)~朝食10分で1時間以上かかっていたのが、「グダグダ」「ボーッ」「ポチポチ」の細切れ時間を最後にまとめるようにしてみると、支度関係は30分ほどで終わり、グダグダ用の時間が30分ほどできます。
時間というのは、10分程度の細切れならばグダグダ用に使ってしまっても結構気づかないものですが、こうしてまとまった時間になるとグダグダに使うのはもったいなくないですか?
まとめてみると結構な時間が捻出できている
上の2つをやるだけで、今まで1時間しかなかった「特別時間」が、なんと朝と夜で2時間30分も取れるようになってしまいました!
2時間半もあれば、相当いろんなことができます。
例えば朝の頭がスッキリした時間は資格の勉強に回して、夜は副業の準備や実践の時間に使えば、あっという間に2つのやりたいことが毎日の日課に組み込まれてしまいましたね。
ながら作業をする
仕事や通勤などといった削ることのできない時間には、同時進行で何かもう一つのことをやるようにしてしまいましょう。
例えば、通勤時間に同時に運動をしてみてはどうでしょう?
帰りは一つ手前の駅で降りて歩くなんていうのは、結構やっている人もいるかもしれません。でも結局それで時間が余計にかかってしまってはもったいないので、どうせならリュック+ジャージ+スニーカーを持参して一駅分走るというのはいかがですか?わざわざ時間を作らなくても念願の運動ができてしまいます。あとは帰ってさっさとお風呂に入るだけですから、思い切り汗をかくことができますね。
通勤の電車で本を読むなんていうのは当然です。でも、朝のグダグダ時間を削ってしまったので、その分行きの通勤電車では外を眺めてボーッとしてみるのもいいかもしれません。そういう時間も必要ですから。
ながら作業はけっこういろいろできるので、どんどん試してみましょう。特に頭の中は誰にも見られることはありませんので、仕事中にあれやこれやと考えをめぐらせて、家に帰ってからそれをまとめて実行するということもできます。
このながら作業で運動と読書も達成できましたね。
なまけものほど、本当は時間を作るのがうまい
「自分はなまけものだからなー、やろうと思ってもダラダラしてしまう…」という方へ。
なまけものであればあるほど、めんどくさがりであればあるほど、実は時間を効率よく使うのが得意なのです。自分で気づいていないだけなのです。「ダラダラ」している部分にフォーカスしてしまうから、できないと感じるだけなのです。
逆に、「行動」している時間にフォーカスしてみてください。できるだけ多くのダラダラを作り出そうとすると、必然的に行動はテキパキしませんか?というか、テキパキやらないとダラダラできないのです。
なので、もしあなたが自分はなまけものという自覚があるのであれば、すでにこの「行動」部分はテキパキできているということなので、あとはそれによって作り出されたダラダラ時間を特別時間に変えればいいだけなのです。
いくら忙しくても、実は時間はある
ダラダラと過ごすのは、実はまったく悪いことではありません。
もし「あれもやりたい」「これもやりたい」でも「ダラダラしてしまう」というのであれば、本当にやりたいことは「ダラダラ」の方なのかもしれません。それはそれでいいじゃありませんか。
本当に「あれ」とか「これ」の方がやりたくなったら、自然とやります。いくら忙しくても、上に書いてきたように時間を作り出すこと自体は簡単なのですから。
実は一番難しいのは時間を作り出すことではなくて、「ダラダラ」の時間を削ってでもやりたいことを見つけることなのかもしれません!
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