シニアが使う初めてのスマホ!どれを選べばいいの?

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今年、60代の両親がついにスマホを購入しました。初めてのスマホです。

聞いてみると、周りにもぞくぞくとスマホデビューをしているシニア世代が増えているようです。

実際、スマホとシニアって親和性が高いと思うのです。アイコンの見た目一発でどのアプリを使えばいいのかすぐ分かるので、使いたい機能を階層的に探す必要があるガラケーよりも慣れたら絶対に使いやすいはず。

ただ、「本当に自分でもスマホを使えるのだろうか…」と心配な方もいらっしゃるかもしれません。シニアが使いやすいスマホって?初めてのスマホ、どれを選んだらいいか分からないというのが正直なところでしょう。

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無難に選ぶなら大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)のスマホ

今回、「シニアが使うという目線でスマホを選ぶ」という自分のスマホ選びとはまた違った視点でいろいろ検討してみました。

今人気の格安スマホでもいいかなと思うのですが、とりあえず使い方が分からなくなったときにショップに駆け込めば助けてもらえるという点では、ドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリアにしておけば無難だと思います。

2016年10月追記:

「格安スマホはサポート面で大手より劣る」と書きましたが、ただし、その中で「Y!モバイル」と「TONEモバイル」はシニアにも嬉しいサポート体制を取っていると言えるでしょう。

Y!モバイルは、店舗が全国に1,000店以上あるので、いざとなったら駆け込める店舗が近くに見つかるはずです。

TONEモバイルは、格安スマホの中では唯一「シニアでも使いやすいスマホ」を謳っている会社です。特に、他の格安スマホでは有料オプションとなる「スマホの遠隔サポート」を無料で利用できるのは嬉しいポイント。遠隔サポートのいい点は、たとえ言葉で上手に説明できなくても、またわざわざ店頭まで足を運ばなくても、電話の向こうのオペレーターが自分のスマホを直接に遠隔操作して問題を解決してくれるという点です。

もちろん一長一短の部分はありますが、改めて「シニアでも格安スマホはアリだな」と思ったので、こちら↓の記事に詳しく書いています。
 
>>スマホを使いたいけど高いのはイヤ!そんな初心者シニアにぴったりの格安スマホはコレだ

もし、料金面で「スマホは高いから…」と躊躇しているのであれば、格安スマホも検討の対象にしてみてもいいでしょう。

ちなみに、うちの両親はガラケー20年以上ドコモ使いだったので、最近やっと長期契約者優遇割引を始めたこともあって、ドコモでそのまま機種変更をすることにしました(たいした割引額ではないですけどね)。

ドコモ・au・ソフトバンクのシニア向けスマホ機種

ドコモ・au・ソフトバンクともに、シニア向けのスマホを販売しています。最新機種は次の通りです。

ドコモ→「らくらくスマートフォン4」2017年2月発売

本体代金 58,968円
分割払い 12回(月々4,914円

24回(月々2,475円

*ただし、ガラケーからスマホに機種変更する場合は、2年縛りの契約(月々サポート)をすることで1か月あたり2,430円×24回=58,320円(税込み)割引になるので…

24回払いで実質27円/月

写真引用元:NTT docomo公式サイト

ドコモの最新機種「らくらくスマートフォン4」では、やっと普通のスマホと同様に好きなアプリをダウンロードすることができるようになりました

Googleの「Playストア」には無料で使える便利なアプリがたくさんあります。

>>シニアにおすすめのスマホアプリはこれだ!簡単で便利なアプリを使ってスマホライフを楽しもう!

ドコモの「らくらくスマートフォン」は、ホーム画面の見た目も特徴的。超大きなボタンで見やすく、ガラケーのらくらくホンに一番近い使い勝手だと思います。画面のボタンは長押ししないと反応しませんので(設定で変えることはできます)、間違って別のボタンを触ってしまい関係ない画面が開いてしまうというミスも防げます。

電話をかける画面はこんなかんじ。大きいボタンで分かりやすいですね。

ガラケーからはじめてスマホに機種変更する人は「月々サポート」の割引額が大きいので、毎月27円の支払い(24回払い)で買えてしまうというのは結構魅力的かもしれません。

au→「BASIO2(ベイシオ2)」いわゆるシンプルスマホ 2016年8月発売

本体代金 32,400円
分割払い

12回(月々2,700円

24回(月々1,350円

36回(月々900円

*ただし、次の条件に当てはまる人

・auの3Gガラケー・スマホを16か月以上使っている人

・1年間BASIO2を継続して使う(au購入サポート)

・契約時にデータ定額5GB以上(5,400円)の契約(翌月からはもっと安いプランにしてもOK)

が、「BASIO2」に機種変更する場合はスマホ機種代が15,000円割引になります。

写真引用元:au公式サイト

auのシニア向けスマホ「BASIO2」でももちろん、Googleの「Playストア」からアプリを自由にダウンロードできるようになっています。

ホーム画面は、普通のスマホのボタンを大きくしたような感じですね。

本体代金はそこそこ安いのですが、他社と比べると割引の条件がいまいち分かりにくい&細かいのが難点です。

ソフトバンク→「シンプルスマホ3」 2016年9月発売

本体代金 71,520円
分割払い 24回(月々2,980円

*ただし、初めてスマホを使う場合は「スマホデビュー割」が適用になり、「シンプルスマホ3」の本体料金は1,080円/月×24回払いになる

*スマホデビュー割が適用にならない人(スマホ→スマホへの機種変更)でも、「新スーパーボーナス」というサービスに契約すると、「月月割」が適用になって、1か月あたり1,700円×24回=40,800円(税込み)割引→24回払いで実質1,280円/月になる

「スマホデビュー割」と「月月割」は併用できないので、初めてスマホを使う人は「スマホデビュー割」に申込みましょう。

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写真引用元:ソフトバンク公式サイト

ソフトバンクのシニア向けスマホ「シンプルスマホ3」でも、Googleの「Playストア」からアプリを自由にダウンロードできます。

ホーム画面は、ドコモやauと比べてより普通のスマホに近い感じです。それでもボタンが大きいので、シニアでも見やすく押しやすいというのは共通していますね。

普通のスマホを選べばデザインなどの選択肢が広がる!

このようにドコモ・au・ソフトバンクともにシニア向けのスマホ機種を販売していますが、実際にはわざわざシニア向けを選ばなくても、普通のスマホで十分に使えると思います。

うちの両親の場合ですが、実際に購入したのは富士通の「arrows Fit F-01H」。

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特に何の変哲もない普通のスマホですが、画面が比較的小さく持ちやすいので気に入っているようです。これを60代後半のスマホ初心者シニアが使えるのだろうか?と最初はちょっと悩みましたが、結果特に不便なく使っています

最初の設定だけ分かる人がしっかりやってあげる必要はありますが、シニアはそもそも使うアプリ数もそんなに多くない場合が多いので、ホーム画面に10個くらいアプリを並べたらその中でほとんどすべての作業はこと足りてしまいます。むしろシンプル。

スマホ本体の設定で文字は「特大」にしておきましょう。また、情報の取捨選択が得意ではない人の場合には、インストールしてあるアプリの通知設定をオフにしておいた方がいいかもしれません。スマホを持つと、アプリの更新やしょうもないお知らせなんかも含めてひっきりなしに通知が来るようになります。そうしたお知らせはなるべく減らした方がストレスなく使えるはずです。

また、外部のアプリを使えば、こうした普通のスマホのホーム画面を「らくらくホン」っぽくすることができてしまうんです。

たとえば、「カンタン!アプリ」というアプリを使えば、こんな感じにスマホ画面が変身します。

7

「カンタン!アプリ」の詳しい使い方はこちらの記事を参照してください。

>>シニアも安心!普通のスマホを「らくらくスマホ」仕様で使えるようにするアプリをご紹介

シニア向けの機種以外にも選べると思うと、選択肢はぐーんと広がります。「画面が大きいスマホの方が見やすくていい」とか、反対に「小さい方が持ちやすくていい」とか、人によって好みはそれぞれあるでしょう。より幅広い選択肢があれば、自分の好みに合ったスマホを選ぶことができるはずです。

逆にもちろん「ボタンができるだけ大きい方がいい」という方であれば、シニア向けのスマホ機種を選べばいいですからね!

気になる月々の使用料は?

ガラケーからスマホに変えるとき、一番気になるのが月々の使用料金ですよね。

ガラケー時代は月々2,000円~3,000円台で収まっていた人が多いと思いますが、スマホの場合はもう少し高くなると思っていいでしょう。

もちろんプランによって料金は変わりますし、オプションをどれだけつけるのかによっても変わります。なので、ここでは「オプションなしの一般的なプラン」で各社どのくらいかかるのかをザックリとご紹介します。

ドコモ・au・ソフトバンクの3社で、それぞれ次の共通の条件下で毎月の料金はいくらになるのか計算してみました。

通話はかけ放題定額(24時間、固定電話・携帯電話すべてにかけ放題)

データ通信は2GB/月

オプションはなし

スマホ本体はシニア向け機種で24回払いの場合

最初の2年間の料金(割引対象が24か月のものが多いため)

契約年数やそのときのキャンペーンなどでも料金が変わりますので、あくまで参考までに!

ドコモ「らくらくスマートフォン4」の場合

カケホーダイプラン 2,916円
spモード 324円
データSパック(2GB) 3,780円
機種代 2,457円
月々サポート -2,430円
はじめてスマホ割 -1,641円
合計 5,406円

ドコモは大手3社の中でも初めてスマホを使う人向けに割引を強化している印象はあります。ただし、2年目以降は「はじめてスマホ割」が使えなくなるので、1,500円~2,000円くらい料金が上がることは覚悟しましょう。

au「BASIO2(ベイシオ2)」の場合

カケホ 2,916円
LTE接続 324円
データ定額2(2GB) 3,780円
機種代* 1,350円
合計 8,370円

この表を見る限り、割引が一切ありません(笑)。なので、月々の料金は結構高いですね。

auのBASIO2で割引を受けるためには少々面倒くさい条件があって、

・auの3Gガラケーを16か月以上使っている人が「BASIO2」に機種変更する

・1年間BASIO2を継続して使う(au購入サポート)

・契約時にデータ定額5GB(5,400円)以上の契約

の場合に限り、スマホ機種代が15,000円割引(月々725円)になります。もし毎月5GBは絶対に使わないけど割引だけは受けたいという場合には、最初の月のみ5GBで契約→翌月からは2GBに変更という技を使うこともできます。少し面倒くさいですけどね。

ソフトバンク「シンプルスマホ3」の場合

スマ放題 2,916円
ウェブ使用料 324円
データ定額ミニ 2GB 3,780円
機種代 1,080円
スマホデビュー割 -2,268円
 合計  5,832円

ソフトバンクも初めてスマホを使う人用に割引を用意しています。機種代が通常2,980円→1,080円とかなり安くなる上に、月々の料金も割引になるので、比較的使いやすい料金になっているのではないでしょうか。

「スマホデビュー割」が適用される期間は「次のスマホに機種変更するまで」です。なので、もし最初のスマホを大事に大事に扱って5年間同じスマホを使うなら、5年間ずっと割引料金で使えるということになります。

契約内容やオプションで料金はだいぶ変わるので注意

スマホの契約は

・通話料

・データ通信量

・オプション

の3つを、それぞれプランを選んでいく形になります。

通話料→電話をたくさんかける人なら完全かけ放題プランがお得、あまり多くかけないなら5分以内の通話はかけ放題プランでOK。

データ通信量→1or2GB~30GBまで選べます。最初に決めたプランをずっと続ける必要はなくいつでも変更できるので、まずは2GBくらいから始めて1か月でどのくらい使うか様子を見て、増やしたり減らしたりすればいいでしょう。

オプション→補償や遠隔サポートなどを付けると月額料金は500円~1,000円くらい高くなると考えていいでしょう。

最初はよく使う最低限の機能で「スマホ」に慣れる

最初からあれもこれも覚えなくちゃいけないと思うとどうしてもイヤになってしまいます。なので、最初はガラケー時代に使っていた機能だけ使えれば十分。

電話をかける、電話を受ける、メールを書いて送る、受信したメールを見る、写真を撮る、インターネットで調べものをする

まずはこの程度から始めてみるのがいいでしょう。これができるようになったら、今まで使ったことのないアプリを使うようにしてみればいいのです。スマホ自体に慣れてくると、新しいアプリを使うことのハードルも低くなります

なので、まずは最低限の機能で習うより慣れろです。実際に触っていると自然と覚えます。

結論:シニア向けのスマホは「どれでも大丈夫」

身も蓋もないですが、実際に購入してみて60代後半のシニア世代のうちの親でも初めてのスマホはふつうのスマホで問題なく使えていますので、好きなのを選べばいいというのが結論です。

もし上の料金シミュレーションを見て「やっぱりスマホは高くて無理だな…」と思うのであれば、格安スマホという選択肢を積極的にとってもいいでしょう。

>>スマホを使いたいけど高いのはイヤ!そんな初心者シニアにぴったりの格安スマホはコレだ

ただし、どのスマホを使うにしても、最初から使い慣れたガラケーのように使いこなせるわけがないということを理解しましょう。3日でイヤになってしまうかもしれませんが、そこで諦めたら終わりです(笑)。挫折しそうになっても、あと少しだけ続ければ必ず上手に使いこなせるようになるから大丈夫ですよ!

「年寄りがスマホなんて使えるわけない」と本人や家族が決めつけてしまうのはもったいないです。スマホで世界を広げましょう!

こちらの記事も合わせてどうぞ!

スマホを使いたいけど高いのはイヤ!そんな初心者シニアにぴったりの格安スマホはコレだ

・シニアにおすすめのスマホアプリはこれだ!簡単で便利なアプリを使ってスマホライフを楽しもう!

シニアも安心!普通のスマホを「らくらくスマホ」仕様で使えるようにするアプリをご紹介

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コメント

  1. のんちゃん より:

    参考のなりました。
    初めてのシニアスマホデビュー1520円引きの時に説明を受けました。
    交換してみたかったのですが、家に帰って娘に相談したら「何がしたいん?」
    の問いかけにラインだけなんだけど。。と答えそのまま。
    ここ3ケ月使用料が写真を貰ったりして3000円位アップする様になり悩んで
    います。ガラケーではなくスマホからの写真添付が料金かかるみたいです。
    ドコモさん、又シニア初めて再開される情報があれば教えて下さい。

    • nabana より:

      のんちゃんさん

      コメントありがとうございます。
      もしスマホを使いたい主な理由が「ライン」であれば、ドコモのらくらくスマホでもいいかもしれません。
      ただ、スマホを使い慣れてくると、だんだん他のアプリも使いたくなる可能性もあります。それを考えると、一般的なスマホにしておいた方がいいかもしれませんね。

      また、月々の料金ですが、どうしてもスマホにするとガラケーよりは高くなると思います。

      参考までに、うちの両親の携帯代は、カケホーダイ(通話料定額)+シェアパック5(データ通信料)のプランで、2台で毎月16,000円くらいです。
      スマホ本体の金額は、24回の分割払いで月々500円くらいです(1台につき)。
      2台で16,000円くらいなので、1台分は約8,000円ですね。

      1台だけの契約にする場合でも、一番パケット代の少ないデータSパック+カケホーダイのプランでやはり毎月8,000円前後になるでしょう(スマホ本体の料金によっては1万円くらいになる場合もあります)。

      今ガラケーでどれくらいの料金を支払っているか分かりませんが、スマホだと大体月々の料金は8,000円~1万円くらいになると考えていいと思います。比較して参考にしてみてください。

      あと、ドコモの場合は最初にいろんなオプションサービスに加入することでスマホ本体の料金が割引になります。このオプションサービスは1か月無料で使えるので、契約時だけ加入して、1か月以内にそれらのオプションを解約するようにしてください。そうしないと、使わないサービスに毎月お金を払うことになってしまいます。

      なので、もしスマホに変えて、ラインを使ったり写真の送受信をしたりして、なるべく料金を抑えたいのであれば、
      1.スマホ本体の料金が安いものを選ぶ
      2.契約時に(半強制的に)つけられるオプションは、1か月以内に必ず解約する(分からなければ、ドコモショップに行って「オプションを外してほしい」と伝えればやってもらえるはずです)
      3.もし1台のみで契約する場合には、データ通信料のプランは「データSパック」を選ぶ

      具体的なシチュエーションが分からないので抽象的なアドバイスになってしまいましたが、参考にしていただければと思います。

  2. 若山祐太郎 より:

    丁寧に教えて頂きありがとうございます。参考になりました。

    • nabana より:

      若山さん

      スマホ選びの一助になれば幸いです。楽しいスマホライフを送れるといいですね!

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