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ブラックリストに載っているせいで「できなくなること」|生活に支障はある?

借金

借金やクレジットカードの返済を滞納し続けると、いわゆる「ブラックリスト」に載ることになります。

*実際は「ブラックリスト」という名簿のようなものがあるわけではなく、JICC、CIC、全国銀行協会といった「信用情報機関」に「支払遅延」などの情報が記載されることを言います。

銀行のローンでも、消費者金融の借金でも、クレジットカードの返済でも、3か月滞納が続くとブラックリストに載るというのが一般的。

「まだ大丈夫だろう」と思っていても、意外と早く情報は載ってしまうんですね。

気づいたらブラックになっていて、追加でお金を借りようと思ってもどこも審査が通らない…なんてことはよくあります。

どうやら、とうとうブラックリストに載っちゃったみたい…。

このままだと会社にバレる?

結婚もできなくなる?

転職は?

部屋の契約は???

そう、ブラックリストに載る=社会的に制限がかかるというイメージがあるので、あれもこれもできなくなりそうで怖くなりますよね。

でも、実際はそこまで心配する必要はありません。安心しましょう!

生活は今までどおりふつうにできます。結婚だって転職だってできます

ただ、もちろんすべてが今までどおりというわけではありません。

ここでは、

ブラックリストに載っても問題なくできること

ブラックリストに載ったらできなくなること

について詳しく説明していきます。

ちゃんと「できること」「できないこと」が分かれば、必要以上におびえて暮らさなくて済みますので、「ブラックリストに載ってしまった!」と慌てる前に最後までしっかり読んでみてください。

 

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ブラックリストになってもできること

信用情報機関にブラック情報が載ってしまったからと言って、ふつうに生活していく分には特にできなくなることはありません。

結婚⇒できる

就職や転職⇒できる

部屋の賃貸契約⇒できる

携帯電話の契約⇒できる

銀行口座を開くこと⇒できる

海外旅行⇒できる

ただ、少しだけ注意が必要なこともあります。

結婚するとき

ブラックだろうがなんだろうが、相手さえいればちゃんと結婚できます。

ですが、結婚するということは世帯が一緒になるということ

もしあなたが単にブラックなだけでなく、いまだに何百万円もの借金を残したままという状態で結婚するなら、遅かれ早かれ配偶者にあなたの状況はバレるでしょう。

ブラックなのに結婚するということはまったく問題ありませんが、その裏にある借金の滞納額これからどうするのか(少しずつ返済していくのか、自己破産するのかなど)はちゃんと配偶者と共有していかないとあとあと面倒なことになるということは覚えておきましょう。

ずっと内緒にしておくと結婚生活にゆがみができる可能性もあります。

 

部屋を借りるとき

基本的には部屋の賃貸契約でCICやJICCの情報を見ることはないので、ブラックかどうかは審査に関係ありません。

ただ、もしあなたがこれまでに家賃の滞納をしている場合、そのときと同じ系列の不動産屋や保証会社を使うと審査で落とされる可能性があります。CICやJICCは見なくても、自社のデータベースに滞納の履歴があれば、契約したくないですよね…!

なので、ブラックでも基本的には賃貸契約はできますが、以前に家賃滞納がある人は、そのときと同じ系列の不動産屋・そのときと同じ保証会社を使うのはやめた方がいいでしょう。

別系列の不動産屋だったら問題なく審査に通るので、町の小さな不動産屋とかで探した方がリスクは少ないかも。

 

携帯電話の契約をするとき

そしてもうひとつ、注意してほしいのが「スマホ(携帯)」の契約です。

借金があっても契約自体はできるのですが、スマホの機種代金を分割で払う場合には、CICやJICCの情報を照会する可能性もあります。

そのときに「ブラック」ということがバレると、分割での購入ができなくなります

機種代金を一括払いしないと契約できないということになります。

分割でも一括でも支払う金額のトータルは同じなので、携帯(スマホ)を乗り換えるなど新しく契約または機種変更する場合には、機種代の数万円は一括で払えるように準備しておく方がいいでしょう。

 

こうした点さえ注意すれば、ブラックだという理由で就職や転職が不利になったり、銀行口座の開設を断られたり、海外旅行へ行けなくなったり(パスポートの発行ができなかったり)ということはありません。

基本的には、安心して「ふつうの生活」を営むことができると考えていいでしょう。

 

ブラックリストになったらできなくなること

ただ、ブラックになったら「制限がかかる」こともあります。

それは、お金に関することです。

信用情報機関にブラックの情報が載るということは、お金のトラブルがあったという証拠になってしまいます。

なので、

クレジットカードを作る

車や家のローンを組む

銀行からお金を借りる

消費者金融からお金を借りる

これらは、ブラック情報が消えるまでは、できなくなります

なので、

消費者金融や銀行からはもうお金は借りない(ブラックなら、借りられないだけでなく、もう二度と借りない方がいいですね…)

車など大きい買い物をしたいときはまずお金を貯めて一括で払う

家は一括払いは難しいので、ブラック情報が残っている間は賃貸で生きていく

クレジットカードの代わりにデビットカードを1枚作っておく(ネットショッピングなどはデビットカードでクレカの代用になります)

これらのことは肝に命じておきましょう。

▼ブラックなら絶対持っておきたいおすすめのデビットカードはこちらの記事で紹介しています

>>デビットカードはどれがいい?クレジットカードが作れなくても持っておくべき厳選定番カード

 

ブラックでもできること・できなくなることのまとめ

お金に関すること(借りること)以外であれば、信用情報機関のブラックリストに載ったとしても「ふつうに」「周りのみんなと同じように」生活していくことはできます

ただ、ブラック=お金の問題があったということなので、ブラック情報が載っている間は「お金を借りる」「クレジットカードを作る」「ローンを組む」などはできなくなるということだけは覚えておきましょう。

それ以外は、生活に何か制限がかかることはありませんし、社会的な制裁や不利益を受けることもありません。

会社にバレてしまうなんてこともありません。

なので、「ブラックリストに載ってしまった!」と絶望しないで、これまで通り生活を続けながら、コツコツと返済をしていって1日でも早くブラック情報が信用情報機関から消えるように前向きに頑張った方がいいということですね!

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