諸般の事情でクレジットカードを作れない人・持ちたくない人であっても、1枚は持っておいて損はないデビットカード。
クレジットカードのような審査もないため、利用者数も増えています。
それに伴い多くの銀行がデビットカードに参入していて、VISAデビットカードだけでも24の銀行から発行されています(2018年11月現在)。JCBのデビットカードも増えてきています。
デビットカードの一般的な特徴・使い方はこちらを参照してください。
>>クレジットカードを作れない!そんな人は「デビットカード」を1枚作ろう
ただ、それぞれのデビットカードの違いというのがいまいち分かりずらいのも確かです。逆に言えば、どれも大差ないような気もするし…。いったいどれを選んだらよいのでしょうか?
独断と偏見で、数あるデビットカードの中からオススメの厳選カード3枚をご紹介。この3枚のうちどれか1枚持っていれば十分です!
ポイント還元率の高さでは「楽天デビットカード」がおすすめ
デビットカードはクレジットカードと比べるとポイント還元率がやや劣ります。
クレジットカードのポイント還元率は1%~3%程度のところが多いのに対して、ほとんどのデビットカードは0.2%~0.5%です。
楽天デビットカード(VISA/JCB)のポイント還元率はクレジットカード並み!
その中で、楽天銀行のデビットカードは、なんとポイント還元率1%!100円の買い物につき1ポイント。クレジットカードに引けを取らない高還元率なのです。
付与されたポイントを使えるのは、楽天市場かその他楽天ポイントと提携しているお店に限りますが(楽天ポイントなので当然ですね)、もちろん楽天以外でデビットカードを利用した場合でもポイントは付与されます。
たとえば、あなたがAmazonで10,000円分の買い物をしたとします。楽天デビットカードで買えば、楽天ポイントが100ポイントつくのです。その100ポイントはもちろん楽天市場で買い物をする際に現金代わりに使えます。
携帯料金や公共料金の支払いにもポイントが付く
さらに一番お得に効率よくポイントを貯められるなーと思ったのは、携帯料金や公共料金の支払いに利用することです。
毎月の支払いを楽天デビットカード払いにしておけば、支払った金額に応じたポイントが付与されます。毎月の携帯料金が10,000円ならば、毎月100円のポイントが付くのです。
私はずっと携帯料金や公共料金を請求書払いにしていて、毎回コンビニで支払っていました。ファミマで支払うときには必ずTポイントカードを出すのですが、携帯や公共料金の場合は支払い金額の大きさに関わらず1回の支払いに対して1ポイントしか付かないので、いつもちょっとがっかりしながら支払いをしていました(笑)。
毎月決まってポイントをゲットすることができるのですから、どう考えてもお得です。別のVISAデビットカードを持っていたのですが、さっそく楽天デビットカードに申し込みました!
海外での利用もお得!
海外旅行でもデビットカードは重宝します。
現金をたくさん持ち歩かなくても、クレジットカード同様に使えるという利点があるのはもうご存知でしょう。
ですが、それだけではありません。デビットカードがあれば、海外のATMから現地通貨でお金を直接引き出すことができるのです。手持ちの現金がなくなってしまってカード払いもできないという状況でも、デビットカードの口座に日本円が入っていれば、それを現地通貨で引き出すことができます。
そして楽天デビットカードは、その際のATM利用料が無料です。手数料がかからずに海外でもお金を引き出すことが可能なのです。
ほとんどのデビットカードが100円~300円の手数料を取ることを考えると、これまたお得ポイントですね。
*ただし、海外ATM設置銀行独自の手数料がかかる場合があります。
ブラックではないけどなぜかクレジットカードが作れない人なら「イオンデビットカード」がオススメ!
え?ブラックじゃないのにクレジットカードが作れないってどういうこと??と思うかもしれません。
クレジットカードの審査基準は会社によってさまざまで明らかにはされていないため、一概に言うことはできませんが、ブラックじゃないはずなのに何らかの理由で審査に通らないという場合は多々あります。
たとえば、働ける年齢なのに仕事での収入がなく親などから仕送りを受けて生活している人であったり、定年退職して年金が支給されるまで貯金を崩して生活している人などは審査に通らない可能性が高いです。
こうした人の場合、やはりクレジットカードの代用としてデビットカードを使うことをおすすめします。
ブラックではないけれど属性が弱い人には、イオン銀行の「イオンデビットカード」が何といってもおすすめです。
他のデビットカードにはない「バックアップサービス」
イオン銀行のVISAデビットカードには、他のデビットカードにはない「バックアップサービス」が付いています。
通常デビットカードは、自分の口座に入っている金額しか使うことができません。口座に5万円しかないのに10万円の買い物をしようとしても、残高不足で使うことができないのです。
ですが、イオンデビットカードなら、上記のような場合でも使えてしまうのです!一時的に、10万円までの立て替えをしてもらえるのです。ほぼ、クレジットカードですね。
上記の場合、口座に残っている5万円はそのまま使われずに残り、10万円の「立て替え」が発生します。この立て替えを解消するために、次の締日(毎月10日)までは毎日夜にイオン銀行の口座に引き落としがかけられます。そして、締日当日になっても口座残高が足りなくて引き落としができない場合には、翌月2日に再度引き落としがかけられます。
この「翌月2日」が一応のデッドラインです。なので、一時的にお金が足りない場合にも、10万円までならこのバックアップサービスを使って支払いを先延ばしにすることができるのです。しかも、利息や手数料はかかりません。
ただし、この「翌月2日」のデッドラインの段階でも引き落としができない場合には、デビットカードの利用が一時的に制限されて使えなくなります。上の例で言えば、たとえ口座に5万円残っていたとしても、その5万円は立て替えてもらった10万円の支払いをするまで使えなくなるのです。なので、必ずこのデッドラインまでには口座に入金をしておくようにしましょう。
デッドラインを過ぎると、自動的に口座に引き落としをかけてもらえなくなります。振り込み用紙が郵送で送られてくるので、それをもってコンビニなどで支払いをしなくてはなりません。
その代わり審査がある!
このように、一時的にお金が足りない場合には支払いを実質的に先延ばししてもらえる「バックアップ機能」が付いているのはイオンデビットカードだけです。
ただし、一般のデビットカードには審査がありませんが、この「バックアップサービス」のためにイオンデビットカードは審査があります。
なので、滞納などの事故履歴があるブラックの人の場合には発行は難しいでしょう。
逆に、上に書いたようにブラックじゃないのにクレジットを作れない人や、あえてクレジットカードは持ちたくない人であれば、いざという時のために便利なカードです。半クレジットカードとも言えますが、クレジットよりはハードルが低いので、もし属性だけが問題なのであれば一度試してみてもいいかもしれません。
イオンでの買い物が多い人はさらにお得!
いつも行くスーパーはイオンやマックスバリュという人なら、言うまでもなくイオンデビットカードは使い勝手がいいでしょう。
ポイント特典
・ときめきポイントを200円ごとに1ポイント付与
・5のつく日は「お客さまわくわくデー」でポイント2倍
・毎月10日は「ときめきWポイントデー」でポイント2倍
(ときめきポイントはwaonに交換するのがおすすめです。ネットショップなどでも使えますが、一番使いやすいのはwaonだと思います)
割引特典
・毎月20日30日の「お客様感謝デー」には買い物代金が5%オフ
・55歳以上の会員限定:毎月15日の「G.G感謝デー」に買い物代金5%を口座にキャッシュバック
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デビットカード1枚あればクレジットカードがなくても問題なし!
クレジットカードが作れないからと言って悲観することはありません。このように、デビットカードでもメリットが大きいカードが存在するのです。
もちろんクレジットカードでしか使えない機能というのも存在しますが、現金とデビットカードの残高がある程度あれば、ほとんどのことがどうにかなります。
ただひとつだけ注意点ですが、デビットカードは規約がちょくちょく変更になります。使えるサービスが使えなくなったり、次の更新からは年会費取りますなんてこともあるかもしれません。また、今使っている銀行がデビットカードから撤退してしまうということもあり得ます。
なので、銀行からのお知らせにはしっかりと目を通すようにしましょう。
クレジットカードを持てなくても、デビットカードが1枚あるだけで生活の便利さやお得さはグンとアップします。
どのカードにするか迷ったら、ぜひこの3つのカード検証を参考にしてみてください。
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▼デビットカードの特徴はこちらの記事で紹介しています。
>>クレジットカードを作れない!そんな人は「デビットカード」を1枚作ろう
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