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【徹底比較】三井住友銀行 vs 三菱UFJ銀行|メインバンクとして使うならどっちがいい?

お金一般

メガバンクの中でも人気が高く利用者も多いのが、三井住友銀行三菱UFJ銀行

引っ越しや就職・転職などで新たに口座を作るとき、メインバンクを三井住友銀行にするか三菱UFJ銀行にするか悩むという方もいると思います。

どうせなら、便利で使いやすく、少しでもお得に使える方がいいですよね。

そこでここでは、三井住友銀行と三菱UFJ銀行のサービス内容を徹底比較。メインバンクとして使いやすいのはどちらなのかを調べてみました。

 

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三井住友銀行と三菱UFJ銀行の店舗数を比較

銀行を選ぶとき、自宅や職場、最寄りの駅前などに支店があるかどうかは重要です。

そこで、三井住友銀行と三菱UFJ銀行の支店数を調べてみました。

国内支店海外支店
三井住友銀行453か所19か所
三菱UFJ銀行477か所103か所

(2022年3月現在)

三井住友銀行の支店検索はこちら

三菱UFJ銀行の支店検索はこちら

単純に支店数を比べると、三菱UFJ銀行の方がやや多いのが分かります。

また、ここでカウントしているのは有人の店舗のみ。ATMのみの無人店舗を合わせるともっと数は多くなりますが、いずれにしても首都圏、名古屋、大阪といった都市部に集中しています。この傾向は、三井住友銀行でも三菱UFJ銀行でも同じです。

店舗数で単純比較すると、三菱UFJ銀行の方がやや多い

ただし、三井住友銀行も三菱UFJ銀行も首都圏や名古屋、大阪といった都市部に支店は集中

 

三井住友銀行と三菱UFJ銀行の提携ATMを比較

「支店が近くにない」という方でも、手数料が無料になる提携ATMが近くにあって使うことができれば、ふだんの利用ではそんなに不便を感じることはないと思います。

そこで、ここではATMの手数料が無料になる提携銀行・提携ATMについて調べてみました。

手数料無料になる提携銀行条件付きで手数料無料になるATM
三井住友銀行平日8:45~18:00まで無料:三菱UFJ銀行(無人ATMのみ)、関西みらい銀行・みなと銀行・大阪府警察信用組合ATMイーネットATM・ローソン銀行ATM・セブン銀行ATM(SMBCポイントパックの条件を満たした場合、月3回まで無料)
平日8:00~18:00まで無料:三十三銀行・名古屋銀行ATM
三菱UFJ銀行平日8:45~21:00は無料:三井住友銀行(無人ATMのみ)セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM・イーネットATM・ファミリーマート設置のゆうちょ銀行ATM(スーパー普通預金(メインバンクプラス)を利用の場合、条件に応じて月1回または2回まで無料)
平日8:45~18:00は無料:三菱UFJ信託銀行・JAバンク・イオン銀行・徳島大正銀行ATM、PatsatATM(引き出しのみ)
平日8:00~18:00は無料:十六銀行・愛知銀行・中京銀行・名古屋銀行・百五銀行ATM

現在、三井住友銀行と三菱UFJ銀行は一部のATM(無人のATM)でお互いのATM利用手数料が無料になっています。

細かく見てみると、

三井住友キャッシュカードで三菱UFJのATM利用三菱UFJキャッシュカードで三井住友のATM利用
引き出し平日8:45~18:00までATM手数料無料平日8:45~21:00までATM手数料無料
預け入れ終日無料平日8:45~21:00までATM手数料無料
振込終日無料
*ただし、振込手数料は別途かかる
平日8:45~21:00までATM手数料無料
*ただし、振込手数料は別途かかる

このように、引き出し、預け入れ、振込のサービスがATMの手数料無料で使えるようになっています(振込の場合は、別途振込手数料がかかるので注意)。

ただし、窓口がある支店に設置されているATMは対象外。無人のATMだけが対象になっています。

無人ATMだけとは言え、三井住友銀行、三菱UFJ銀行どちらの利用者にとっても利便性が高くなる嬉しいサービスと言えますね。

それ以外の提携銀行を見てみると、三菱UFJ銀行はJAバンクやイオン銀行と提携していて平日昼間の手数料が無料になりますので、都市部以外で支店が少ないところでも、手数料無料でお金を下ろせるチャンスは多いのではないでしょうか。

また、三井住友銀行も三菱UFJ銀行も、一定の条件を満たせば、イーネットATM・ローソン銀行ATM・セブン銀行といったコンビニのATMでの手数料が無料になります(回数制限あり)。

セブン銀行ATM⇒セブンイレブン、イトーヨーカドー、商業施設、空港、駅、オフィスビルなど

ローソン銀行ATM⇒ローソン

イーネットATM⇒ファミリーマート、デイリーヤマザキ、ポプラ、生活彩家、ニューデイズなどのコンビニ、ライフ、ユニー、ベルク、オーケー、三和、ベイシア、サミットなどのスーパー、ドン・キホーテ、コストコ、カインズホーム、その他病院、東京メトロなど

いざという時はこうしたコンビニATMを使うこともできます。ただし、手数料無料で引き出せるのは多くても月3回まで。

コンビニATMの通常の手数料は、

三井住友銀行

平日:8:45~18:00は220円、それ以外の時間は330円

土日祝:終日330円

三菱UFJ銀行

セブン銀行ATMの場合

平日:8:45~18:00は220円、それ以外の時間は330円

土日祝:終日330円

イーネットATMの場合

平日:8:45~18:00は198円、それ以外の時間は308円

土日祝:終日308円

ローソン銀行ATMの場合

平日:8:45~18:00は220円、それ以外の時間は330円

土日祝:終日330円

ファミリーマートに設置のゆうちょATMの場合

平日:8:45~18:00は198円、それ以外の時間は308円

土曜:9:00~14:00は198円、それ以外の時間は308円

日祝:終日308円

となっています。

支店数・ATM設置数が多い都市部以外なら、JAバンク、イオン銀行が手数料無料で使える三菱UFJの方が便利

どちらの銀行も条件を満たせばコンビニATMの手数料が無料になるが、回数に上限がある

*コンビニATMの手数料が無料になる条件については、記事の下部で詳しく書いています。

 

三井住友銀行と三菱UFJ銀行の振込手数料比較

もうひとつ気になるのが「振込手数料」

特に、他行宛ての振込は手数料が高い傾向があるので、できるだけ安く抑えたいところです。

そこで、ここではATMとネットバンキングでの振込手数料を比較してみました。(窓口での振込手数料は圧倒的に高いので、選択肢として除外します)

三井住友銀行三菱UFJ銀行
ATMネットバンキングATMネットバンキング
同行宛て同一支店:無料
本店・他支店:110円
無料同一支店:無料
他支店:110円
無料
他行宛て3万円未満:165円
3万円以上:330円
3万円未満:165円
3万円以上:330円
3万円未満:209円
3万円以上:330円
3万円未満:154円
3万円以上:220円

こうして比べてみると、同じ銀行宛ての振込なら、どちらの銀行もネットバンキングを利用するのがベストということが分かります。違う支店への振込でも手数料無料ですからね。

また、他行宛ての振込にはどうしても手数料がかかってしまいます。

ATMで3万円未満の金額を振り込むなら、三井住友銀行の方が手数料は44円安い

ネットバンキングで振り込むなら、三菱UFJ銀行の方がやや安い

もしネットバンキングメインで振込を利用するなら、手数料の面では三菱UFJ銀行の方がややお得ということになりますね。

ネットバンキングは使わない、振込をするなら絶対ATMという方なら、3万円未満の振込手数料が少し安い三井住友銀行を選んでもいいでしょう。

 

三井住友銀行と三菱UFJ銀行の特典やポイント比較

三井住友銀行と三菱UFJ銀行では、普通口座を契約している人向けにポイントの付与や手数料優遇をするサービスがあります。

三井住友銀行は「SMBCポイントパック」

三菱UFJ銀行は「スーパー普通預金(メインバンクプラス)」

というもの。

それぞれの手数料優遇やポイントについて調べてみました。

三井住友銀行:SMBCポイントパック

三井住友銀行のSMBCポイントパックは、普通預金口座を契約している人にポイントの付与や手数料の割引を提供するサービス。

新規で口座を作る場合には、基本的にはデフォルトでSMBCポイントパックが適用されます。

(すでに口座を持っている人は、窓口またはインターネットバンキングで「SMBCポイントパック申込み」を行います)

1.手数料無料の条件

イーネット銀行、ローソン銀行ATM、セブン銀行ATMの時間外手数料・利用手数料三井住友銀行、三菱UFJ銀行(店舗外ATMのみ)の時間外手数料
取引条件以下のいずれかひとつを満たした場合
・お預かり残高が500万円以上
・投資信託と外貨預金の合計残高が100万円以上
・NISA残高あり
・投信自動積立または外貨自動積立サービスのご利用
月3回まで無料何回でも無料
以下のいずれかひとつを満たした場合
・給与の受け取り
・年金の受け取り
月2回まで無料
以下のいずれかひとつを満たした場合
・SMBCデビットのご利用
・クレジットカードのご利用代金の引き落とし
・満15歳~満24歳のお客様
月1回まで無料

手数料無料の優待内容は3種類あって、それぞれ上に挙げた条件をひとつ満たせば適用されます。

三井住友銀行のATM時間外手数料が無料になるための条件は、比較的クリアしやすそうですね。

2.ポイントの付与

また、SMBCポイントパックでは口座利用に応じてVポイントが付与されます。

SMBCダイレクト(ネットバンキング)にログインすると5ポイント(月1回まで)

三井住友銀行本支店のATM利用で入出金1回につき10ポイント(月3回まで)

SMBCデビットの利用で利用額の0.5%

三井住友カードのクレジットカード利用で利用額の0.5%

投資信託の購入・自動積立で10,000円につき15ポイント

外貨預金の預け入れ・自動積立で10,000円につき15ポイント

このほかに、「エントリーポイント」としてSMBCポイントパックに切替えた際に300ポイントもらえます。

付与されたVポイントは、三井住友カード(クレジットカード)を持っていればキャッシュバックとして受け取ることができます。

また、三井住友カードを持っていない場合でも、Vポイントアプリを利用すればたまったVポイントを買い物などで使うことができます。その他、SMBCダイレクト(インターネットバンキング)の他行振込手数料として使ったり、楽天ポイントやdポイントなど他社ポイントへの移行も可能。

 

三菱UFJ銀行:スーパー普通預金(メインバンクプラス)

三菱UFJ銀行で手数料などの優遇を受けるには、口座の種類が「スーパー普通預金」である必要があります。

新規で口座を作る場合、基本的には自動的にスーパー普通預金が適用になりますので、特に何もしなくてOK。

(すでに口座を持っている人は、窓口またはインターネットバンキングで「メインバンクプラスへの切り替え」を行います)

1.手数料無料の条件

前提条件として、「三菱UFJダイレクト」というネットバンキングの契約をすること。これに加えて、以下のような条件でステージランクが決まります。

三菱UFJダイレクト他行宛て振込手数料提携先コンビニATM手数料(セブン銀行、ローソン銀行、イーネット、ファミリーマート設置のゆうちょ銀行)三菱UFJ銀行ATM、三井住友銀行ATM(店舗外ATMのみ)時間外手数料
取引条件給与 or 年金の受け取り(10万円以上/回)3回まで無料2回まで無料何回でも無料
Eco通帳(インターネット通帳)の利用1回まで無料1回まで無料

ネットバンキングでの振り込みやコンビニATMの利用が多い人は、給与の受け取り口座として使うのがおすすめ。

いずれにしても、優遇が適用になる条件は簡単なので、三菱UFJ銀行を利用するならメインバンクプラスには申し込んでおいた方がいいでしょう。

2.ポイントの付与

スーパー普通預金(メインバンクプラス)を利用している場合、三菱UFJダイレクトで「ポイントサービス申込」をすれば取引内容に応じてPontaポイントがたまります。

三菱UFJダイレクト(ネットバンキング)にログインすると5ポイント/月

口座振替・三菱UFJデビット・クレジットカードの引き落とし利用で10ポイント/月

運用商品残高が50万円以上(外貨預金・投資信託・公共債・金融商品仲介・MUFJファンドラップの合計残高)で50ポイント/月

住宅ローン残高がある場合50ポイント/月

三菱UFJ銀行の利用で付与されるポイントは「Pontaポイント」なので、Pontaが使えるお店でなら買い物代金として使うことができます。

三井住友銀行と三菱UFJ銀行の比較まとめ

三井住友銀行と三菱UFJ銀行は、どちらも国内最大のメガバンクということもあって、どちらを選んだとしても「使いにくい」ということはないでしょう。

なので、使いやすさという点で考えるなら「自宅や会社から近いところに支店があるかどうか」でシンプルに選べばいいと思います。

また、お得さに関してですが、他行宛て3万円以上の振込手数料ではやや三菱UFJ銀行が有利(インターネットバンキングを使う場合)、それ以外だと両方ともそんなに変わらず。

ポイントに関しては、どちらもたまったポイントを買いものなどに使えるので無駄になることもなさそうです。

 

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