浅草界隈(最寄り駅は田原町ですが)で一番有名なパン屋と言えば、間違いなく「ペリカン」でしょう。
創業70年以上の老舗で、売っているのは食パンとロールパンのみ。なのに、朝8時の開店前には毎日行列ができるという、長く深く愛されるパン屋さんです。
そのペリカン直営のカフェ「ペリカン・カフェ」が、パン店から200mほど離れた国際通り沿いにオープンしました。
もちろん、大人気ペリカンの食パンを使った絶品トーストを食べることができます。
ペリカンのパンを食べたことがない人でも、このトーストを一度食べたらクセになるはずです。
こじんまりとしたオシャレな「ペリカン・カフェ」
ペリカンカフェの最寄り駅は、地下鉄銀座線の田原町駅、もしくは地下鉄大江戸線・浅草線の蔵前駅。どちらからでも徒歩で5分くらいです。
パン屋のペリカンと同じく「赤」を基調とした店構えです。
ペリカンファンにはお馴染みのロゴマークが描かれた看板が表に立っています。
店内には、2人掛けのテーブルが10台並んでいます。内装はシンプルで温かみのあるおしゃれな作り。
オープニング当初に行ったのですが、初日はなんと100組以上の順番待ちという驚愕の人気っぷり!
…ということで、その日はさすがに断念して翌朝8時の開店時間に合わせて再訪しました。すでに順番待ち状態でしたが、それでも40分ほどで入店できました(電話番号を伝えて、順番が来たら連絡をもらう形)。
*電話での予約は受け付けていないようですが、一応事前に電話で混雑状況などを聞いてから行った方がいいかもしれません。
イチオシメニューは「炭焼きトースト」
メニューは、トーストとサンドイッチがメイン。お店のイチオシは「炭焼きトースト」とのことでしたので、ドリンクセットで注文しました。
「炭焼きトースト」は単品で320円、ドリンクセットで540円です。
注文してから5~6分で「炭焼きトースト」セットが運ばれてきました。
写真だとよく分からないかもしれませんが、パンの大きさは10cm弱とふつうの食パンよりも1回り小さいです(ペリカンの食パン1斤と同じ大きさ)。厚さは3cmくらいですね。
トーストのこうばしい香りとバターの香りが合わさって、食欲をそそります。
ペリカン通の人はご存知だと思いますが、実はペリカンの食パンはトーストで食べると最強なんです。
外側はカリッと、そして中身はふわふわなのに密度が濃いというか「ギュッ」と詰まっていて、独特なモチモチ食感を味わえるのが特徴です。噛めば噛むほど味わいが出てきます。
まずは、バターのみで一口。そして、添えられたイチゴジャムをつけてさらに一口。
素朴なんですが、深い味わいを楽しむことができます。これぞペリカン!という味です。
個人的には、ペリカンのトーストを楽しむのなら、あれこれトッピングをするよりも、このようにシンプルにバターとジャムだけの方がパン自体の味を強く感じることができるのでおすすめですね。
お店がこの「炭焼きトースト」をイチオシにしている理由もそこにあるのでしょう。
ペリカンファン必携のグッズも!
ペリカンカフェには、かわいいロゴ入りのクリアファイルが売っていました。1つ200円。
また、オープニング記念として、ロゴ入りの木製バターナイフをいただきました!
クリアファイルを買って帰る人はけっこう多かったですね(私も買いましたが笑)。それだけ、ペリカンには濃いファンがついているということなんでしょう。
ペリカンの食パンで美味しいトーストを味わおう!
ペリカンの食パンを一番おいしく味わえるのがシンプルなトースト。その絶品トーストを気軽に食べることができるのがペリカンカフェです。
見た目も味も派手さはないのですが、一度食べると「また食べたい」と思わせる何かがあるのがペリカンのトーストです。
病みつきになったら、本家パン屋のペリカンで食パンを買って帰るというのもいいですね。
ペリカンの食パンは、1斤380円。
ペリカン(パン屋)もペリカンカフェも浅草の繁華街からは少し歩くのですが、足を伸ばしてでも一度味わってみる価値はありますよ!
★★ペリカン・カフェ★★
東京都台東区寿3-9-11 1階
03-6231-7636
営業時間 8:00~18:00
休業日:日曜・祝日
(地下鉄銀座線「田原町駅」・浅草線 or 大江戸線「蔵前駅」からそれぞれ徒歩5分ほど)
★★ペリカン(パン)★★
東京都台東区寿4-7-4
03-3841-4686
営業時間 8:00~17:00(品切れの場合、閉店時間が早まることがあります。)
休業日:日曜・祝日・特別休業日(夏・年末・年始)
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