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キャッシュカードで支払いができる「Jデビット(J-Debit)」!デビットカードとの違いは?

デビットカード

VISAやJCBなどのクレジットカード代わりに使える「デビットカード」

最近では日本でもキャッシュレス化の波にのって徐々に浸透しつつありますが、このデビットカードと名前がよく似ている「Jデビット(J-Debit)」というものがあります。

名前は似ているのですが、実は中身はまったく違う別もの。

もちろんそれぞれメリットとデメリットはありますが、”使う場面によっては”この「Jデビット」、意外と使えるヤツだったんです。

あまり馴染みがない「Jデビット」というサービスについて、VISAやJCBなどのデビットカードと比較してご紹介していきます。

*VISAやJCBのデビットカードについてはこちらの記事をチェックしてみてください。

>>クレジットカードを作れない!そんな人は「デビットカード」を1枚作ろう

 

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そもそも「Jデビット」って何?

Jデビットとは、手持ちの銀行キャッシュカードを使って直接支払いができるサービスのこと。

VISAやJCBのデビットカードと違って、わざわざ別途デビットカード発行の申請や手続きをする必要がありません(*ただし、三菱UFJ銀行とゆうちょ銀行のキャッシュカードは別途Jデビットが利用できるように申し込む必要あり)。もちろん年会費などもかかりません。

全国45万件のJデビット加盟店でなら、現金の持ちあわせやクレジットカードがなくても、銀行口座に残高さえあれば、キャッシュカードを提示して専用の機器に暗証番号を入力するだけで支払いができてしまいます。

 

Jデビットのメリット

Jデビットの最大のメリットは、銀行のキャッシュカードで直接支払いができてしまうという点。

三井住友銀行みずほ銀行りそな銀行のキャッシュカードは、特に申し込んだ記憶がなくてもキャッシュカード作成時にデフォルトでJデビット機能がついていますので、今すぐにでも使うことができます。

ただし、三菱UFJ銀行ゆうちょ銀行(平成15年3月以降に発行)のキャッシュカードには、初期設定ではJデビット機能がついていませんので注意。

キャッシュカード発行時に申し込んでいない場合は、別途申し込まないといけません。

三菱UFJ銀行はキャッシュカードを持って窓口へ行って手続きをする必要がありますが、ゆうちょ銀行はオンラインバンキングの「ゆうちょダイレクト」上で簡単に「Jデビット利用可能」に変更することができます。

*その他、地銀や信金などはそれぞれ確認してみてください。

いずれにしても、VISAやJCBのデビットカードの申し込みと比べると簡単に使い始められるという点がメリットと言えます。

 

Jデビットのデメリット

Jデビットが利用できるのは、国内45万か所の加盟店

「45万か所」と聞くと一見多そうですが、実際にJデビットが使えるお店を検索してみると、かなり限られた店舗などのみという印象です。

コンビニやスーパーなどでは現状使えないこと、またネットショッピングなどでも使えないというのは結構大きなデメリットかもしれません。

あらかじめ、こちらの「J-Debitナビ」で使えるお店をチェックしておくか、

↓レジなどにこのマーク

があるお店なら使えると覚えておきましょう。

一方で、VISAやJCBのデビットカードは、全国のVISA・JCBの加盟店で使うことができます。つまり、クレジットカードが使えるお店ならほぼどこでも使えると考えていいでしょう。

もちろん、コンビニやスーパーでも使えます。

使えるお店の多さから比べると、カードを発行する手間はかかりますが、VISAやJCBのデビットカードの方が便利と言えますね。

 

Jデビットが役に立つ場面とは?

たとえば、ふらっと立ち寄ったJデビット加盟の家電量販店で40インチのテレビが2万円という激安価格で売っていたとします。

限定1台なので今すぐ買いたい!と思ったけれど、お財布には現金が数千円しかなく、クレジットカードも持っていない。

こんなときに、わざわざ銀行まで行って現金をおろしてこなくても、手持ちのキャッシュカードを出して「Jデビットで支払います」と言えば、キャッシュカードから直接支払いが処理されるのです。

このように、今すぐ買いたい、でも現金の手持ちがない、さらに銀行まで行く時間もない、などという状況のときには、

「Jデビット加盟店でなら、手持ちのキャッシュカードでそのまま買い物ができる」

と覚えておくと、いざという時に慌てずにすみます。

ただ、もちろん口座に支払う金額以上の残高がないと使えませんので、そこは注意してください。

特に、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行のキャッシュカードを持っているのであれば、デフォルトでJデビット機能がついていますので、わざわざ手数料を払ってコンビニでお金を下ろさなくても支払いができるのは便利ですね。

 

2018年以降の「キャッシュアウト」サービス開始でJデビット加盟店の拡大に期待

2018年4月から、スーパーなどの小売店のレジでJデビット機能を使ってキャッシュカードでの買い物&現金の引き出しができるという「キャッシュアウト」というサービスが開始される予定となっています。

(*2018年4月2日からイオンの一部店舗でJ-Debit支払い&キャッシュアウトサービスが開始)

これが実現すれば、Jデビットの加盟店も増えるでしょうから利便性もぐんと上がりますし、さらにそのお店での支払いだけでなく、お店のレジを経由して口座から現金を引き出すこともできるようになるんです。

アメリカなどではすでに「当たりまえ」になっているこのキャッシュアウトが日本でも普及すれば、買い物の利便性はかなり高くなりますね。

現在はまだまだ馴染みが薄いJデビットですが、今後上に書いたような「キャッシュアウト」などのサービスが進んでどんどんキャッシュレス社会になっていけば、このようにキャッシュカードだけで買い物ができてしまうという便利な時代がやってくるのではないでしょうか。

 

▼一般的なデビットカードについて詳しく知りたい方はこちらの記事も参考になります。

>>三大メガバンク(三井住友・三菱UFJ・みずほ)のデビットカードを徹底比較!どこのデビットカードがよりお得!?

>>デビットカードはどれがいい?クレジットカードが作れなくても持っておくべき厳選定番カード

 

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