スーツ+リュックの組み合わせというのは、ありですか?なしですか?
実際に街を歩くビジネスマンの姿を見る限りでは、まだまだブリーフケース派の方が多いかもしれませんね。
ですが、最近ではリュックの利便性や機能性に注目が集まっていて、ビジネスマンの間でも少しずつ広がりを見せています。
実はビジネスリュックって、機能的にも優れているだけではなく、「できそう」な雰囲気の演出にも最適なのです。
「スーツにリュックって、やっぱりヘン!」と思っている人もまだまだ多いと思いますが、実はそもそもリュック選びが間違っているだけかもしれません。
ここでは、スーツにバッチリ合う「できる」リュックの選び方や使い方をご紹介していきます。
やってはいけないビジネスリュックの選び方&使い方
ポケットがたくさんついているリュックはNG
「物を入れて運ぶ」というカバン本来の役割を考えると、どうしても機能的な部分ばかりに目がいってしまいます。
この写真のようなリュックはたくさんポケットが付いていて一見便利そうに見えますが、お分かりのとおりビジネスリュックとしてはNGです。登山用としてはとっても優秀ですけどね。
ものを詰め込まない
パンパンに物を詰め込んで膨らんだリュックは、ビジネスシーンでは減点対象です。例えば、この写真のリュックをスーツ姿で背負っている人がいたら、「帰りにスポーツジムにでも行くのかな?」と思いませんか?
とても仕事で使うカバンとは思えません。仕事に必要な物が多いからカバンがパンパンになるのは仕方がないと思うかもしれませんが、本当にそんなにたくさんのものを使っていますか?そのカバンには「念のため持っている」だけのものがたくさん入っていませんか?
できるビジネスマンは、荷物は少ないです。少ない荷物でも結果を出せるのです。
ブリーフケース派でも、パンパンに物を詰め込んでいる人って仕事の要領が悪そうに見えませんか?
カバンの中身を整理して、極限まで持ち物を減らすようにしましょう。
背負い方に注意
リュック選びと同じくらい重要なのが、リュックの背負い方です。
両肩で背負ってもいいのですが、上の写真のように肩紐をつかんで「ランドセル」みたいに背負うと、とたんに子供っぽい印象になってしまいます。
背筋をピンと伸ばして、下の写真のように堂々と背負うのがベストですね。
スタイリッシュさをもっと出したいなら、片方の肩だけで背負うというのもアリです。
できる!ビジネスリュックの選び方と使い方
上にも書いたように、子供っぽいカジュアルなリュックを選んでしまうと大参事になります。
あくまでもビジネスシーンに見合ったリュックを選んでください。
シンプルなデザイン
デザインは極力シンプルに。繰り返しますが、間違ってもスポーツ用/アウトドア用のポケットがたくさんついているようなごついタイプは選んではいけません。
ただアウトドア系有名ブランドでも、シンプルなビジネスリュックのラインもあります。
このノースフェイスのリュックは、スーツに合わせるという点では一番おすすめ。最近、このリュックを身に付けているビジネスマンをよく見かけるので、実際ビジネスマンの間でも人気が高いと思われます。
色は黒(または茶・紺)
ビジネスシーンでカラフルなブリーフケースを選ぶ人はいませんよね。リュックでも同じです。色は黒がベストです。
ただし、レザーの場合には茶色や紺色でもいいでしょう。ナイロン製で茶色は安っぽいのでやめた方がいいですね。
薄くてあまり大きくないもの
薄くてあまり大きくないリュックでも、中身をあれこれ詰め込まないように気を付けましょう。持ち物はミニマムに抑え、薄くてコンパクトなリュックスタイルを目指しましょう。
たとえノートPCを入れても、これくらいのサイズで十分持ち運ぶことはできます。
リュックでありながら、高級感の感じられるもの
リュックというと、どうしてもスポーティでカジュアルな印象が付きがちです。それを払拭するくらい高級感のあるタイプのリュックを選べば、見た目のアドバンテージは勝ち取ったも同然です。
ただし、たとえ高級感はあっても「LOUIS VUITTON」や「GUCCI」などのリュックはビジネスシーンにおいてはあまり適切とは言えないでしょう。シックで高級感のあるタイプであっても、周りに与える印象が少し嫌味に映ってしまいかねませんからね。プライベートなら全然OKですが。
そういう意味で、高級感とビジネス感のバランスが非常にいいのがこちらのビジネスリュックです。
ビジネスリュックのメリット
機能面のメリット
ビジネスリュックの機能面でのメリットは、何といっても両手が使えて動きやすいという点につきます。
最近は自転車通勤をするビジネスマンも増えてきていますが、自転車通勤にはリュックは必須でしょう。
電車通勤の場合でも通勤時間が長い人や、また外出が多い人の場合には、重い荷物を手に下げて歩くのはかなり負荷がかかります。その点、リュックなら肩で負荷を受け止められるので、体への負担も少なく、より機敏に軽快に動き回ることができます。
見た目のメリット
リュックというとなんとなく子供っぽいカジュアルなイメージがあると思いますが、適切なビジネスリュックを選べば、ブリーフケース以上に「できる」雰囲気を演出できます。
特にまだリュック派が圧倒的に少ない今であれば、ブリーフケース派との差別化を図ることができて、オシャレで個性的なスタイルを演出できます。
印象としては、ニューヨークのビジネスマンのイメージですね。
ただし、上に書いたようなNGポイントをしっかり排除してリュックを取り入れないといけません。
ビジネスリュックを使いこなして、周りと差をつける
ぜひ一度、実際に道行くビジネスマン・サラリーマンたちを5分くらい眺めてみてください。自分もその中の一人として埋もれていると気づきにくいかもしれませんが、外から眺めてみると意外とみんな個性を抑えて同じようなスタイルに収まっていることが見えるのではないでしょうか。
同じようなスーツ、同じような靴、同じようなカバン。
仕事内容で差をつけるのも大事ですが、ビジネスマン・サラリーマンは第一印象も非常に大事です。見た目がいいとか悪いとかいう優劣ではなくて、そこにいかに個性を出せるか、そして「バリバリやれますよ!」というアピールをできるか。しかも、奇抜なスタイルではなく、自然にスマートに見せることができるか。
もちろん、見かけ倒しで中身は空っぽでは意味がありませんが、一番簡単に周りと差をつけることができるのは、他でもない「見た目」なのです。
リュックというアイテムをうまく使って、周りより一歩先に進んでしまいましょう!
▼ビジネスマン必携のおすすめアイテムはこちらでもご紹介しています。
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