子ども用のスマホとして人気が高いトーンモバイル。
多くの保護者が子どもに持たせるスマホにトーンモバイルを選ぶ理由は、
料金の安さ(コスパの良さ)
見守り機能の充実
この2点にあります。
ここでは、トーンモバイルは本当にコスパがいいのか、他社のスマホと比べても安全機能が高いと言えるのかを詳しく調べてご紹介していきます。
また、トーンモバイルのデメリットについても解説。
悪い点もじっくり読んでみたうえでデメリットを上回るメリットがあると思えるなら、お子さんが使うスマホ候補として検討してみてください。
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子どものスマホは「料金」と「見守り安全機能」が重要な理由
まず、トーンモバイルの強みである「料金の安さ」と「見守り機能の充実」について。
子どものスマホを選ぶときになぜこの2つのポイントを最優先に考えるべきなのかを説明します。
料金は安い方がいい
スマホを1台追加で契約すれば、毎月その分の使用料を払い続けることになります。
家計の負担を考えると、月々のスマホ代はできるだけ安いに越したことはありませんよね。
例えば、スマホ代が毎月5,000円の場合と2,000円の場合で比べてみると、
毎月5,000円の場合、1年使うと60,000円
毎月2,000円の場合、1年使うと24,000円
1年で36,000円もの差が出ます。
これを3年続けたら10万円以上の差になりますよね。
子どもが自分で払えるようになるまで、スマホ代は親が払わないといけません。毎月の出費がその分多くなることを考えて、できるだけ月額料金が安いものを選ぶのがおすすめです。
見守り機能は必須
子どもにスマホを持たせるときには、安全を守るための機能をつけることが必須です。
各社ともオプションで(有料・無料)子ども用の安全機能をつけられるようになっていて
有害サイトのフィルタリング(アクセス禁止)
使用アプリの制限
利用時間の制限
位置情報の確認
最低でもこれくらいの機能はつけられるはずです。
ただ、子どもを取り巻くネット世界&現実世界はどんどん危険や誘惑が増えているのも事実。
より高度な見守り機能や安全機能をつけることで、親も子どもも安心してスマホを活用することができます。
トーンモバイルが子ども用スマホとして人気&おすすめの理由
子ども用のスマホにトーンモバイルを選ぶ保護者が多い理由は、料金と安全機能の両面で満足度が高いからです。
料金が安くて定額
「料金が安い格安SIMを使わせたいけど、料金が複雑で契約しづらい…」
という保護者の方も多いのではないでしょうか。
トーンモバイルの料金体系はたったの2種類。
トーンオリジナル端末を使うプランと、iPhone用のプランだけ(iPhoneプランはSIMのみ契約、端末は自分で用意)
月額料金 | 1,100円(トーンオリジナル端末) 1,650円(TONE SIM for iPhone) |
データ通信量 | 無制限(500~600kbps) |
音声通話(090番号) | 18円/30秒 かけ放題オプション:1,045円/月で5分以内の国内通話がかけ放題 |
音声通話(050のTONE電話) | トーンモバイル同士:無料 |
トーンオリジナル端末を使うなら、月1,100円の定額です。
090の番号で発信する際の通話料は別途かかりますが、子どもに持たせる場合にはトーンモバイルに標準でついてくる「050」の番号ではじまる「TONE電話」を使わせる方がいいでしょう。
親もトーンモバイルなら通話料無料なので、毎月の料金を安く抑えることができます。
スマホ本体も安い
トーンモバイルではオリジナル端末を一緒に申し込んで使う場合、月額使用料は1,100円。
トーンモバイルの最新のオリジナル端末は「TONE e22」という機種で、端末料金は29,800円(税込)と格安。
しかも、スマホ実証実験プロジェクト「TONE Labo(無料)」に参加すれば、端末代が割引になって21,780円(税込)で購入できます。
「安いスマホなんて性能が低いのでは?」と心配になるかもしれませんが、TONE e22はスペックも十分。
TONE e22 | |
価格 | 特典価格:21,780円(税込) 分割払い:907円/月 *TONE Laboに参加しない場合は32,780円(税込) |
寸法 | 高さ:164.7mm 幅:76.5mm 厚さ:8.9mm |
重さ | 約191g |
ディスプレイ | 1080×2340ピクセル 6.67インチFHD+ |
カメラ | アウトカメラ:4,800万画素+広角800万画素+深度200万画素 インカメラ:1,300万画素 |
システムOS | Android™ 11.0 |
CPU | MediaTek Dimensity 700 |
メモリ | 6GB |
ストレージ | 128GB |
SDカード | SDXC A1 対応 最大512GB |
電源とバッテリー | USB充電/ワイヤレス充電対応 バッテリー4,000mAh |
SIMカード | nano+eSIM |
値段は安いのに、カメラ性能も高いですしバッテリーも十分。コスパはすごくいいですね。
一般的に「格安スマホ」と言われる端末でも最新機種だと安くても3万円台~がほとんど。高い端末だと7~10万円くらいします。
子ども用のスマホはあくまで「連絡」「安全管理」「見守り機能」が重視なので、正直10万円もする高級なスマホは不要でしょう。
トーンモバイルの「TONE e22」は
- 値段は圧倒的に安い
- 大人が使うにも十分な性能
子どもだけでなく大人でも満足できる性能なので、親子そろって使えるという点でもおすすめです。
見守り機能の「TONEファミリー」が優秀
そして、小学生用のスマホとしてトーンモバイルをおすすめできる最大の理由が「見守り機能」の充実です。
トーンモバイルで使える「TONEファミリー」の機能には、
- ネット利用での安全
- 日常生活の安全
この両方をしっかり守ってくれるという特徴があります。
フィルタリング機能
「あんしんインターネット」で不適切サイトのフィルタリング&閲覧履歴をチェックできます。
アプリ利用制限
アプリごとに利用時間を設定できます。また、アプリのインストールを許可制にしたり、課金の管理もできるので安心して使わせることができます。
利用時間制限
夜間、学校の時間など、特定の時間でスマホを使えなくする設定ができます。スマホ自体使えなくすることも、特定のアプリごとに使えなくすることも可能。
TONEカメラ
独自のAI技術で、不適切な自撮り写真撮影などを検知。すぐに保護者の端末に通知されます。自撮りの被害にあう前に防ぐことができます。
位置確認&移動履歴確認
専用アプリを使えば簡単に子どもの現在地が分かります。
歩きスマホ防止
移動状態とスマホの利用状況から歩きスマホ多発エリアを事前に特定。そのエリアでは端末をロックすることができます。
乗り物移動通知
AIが子どもの移動状態から乗り物に乗ったことを検知して保護者のスマホに通知。不審な動きを察知することができます。
ジオフェンス
学校や塾、習い事など特定の場所を設定しておくと、子どもの到着や移動を保護者のスマホに通知することができます。
エアノック機能
TONEファミリーに加入しているTONE端末同士で使える機能。画面をタップすると相手のトーン端末でノック音が鳴ります。5回連続でタップすると緊急連絡モードになって強制的に音を鳴らすことができるので、着信をバイブレーションやミュートにしているときでも緊急の連絡ができるようになっています。
そして、これらの見守り機能を1つのアプリで簡単に操作できるのも「TONEファミリー」の大きなメリット。
専用アプリを使うことで、設定や通知の受け取り、子どもとのメッセージのやりとりなどが簡単にできるようになっています。
他社の「見守り機能」と比べると?
一般的に子ども用スマホでは
「位置情報の確認」「サイトやアプリのフィルタリング」「課金制限」「使用時間制限」
などの機能がつけられるようになっています。
トーンモバイルではさらに
・カメラのAIフィルタリング→不適切な自撮り写真を未然に防ぐ
・乗り物移動通知→犯罪などに巻き込まれるのを防ぐ
・エアノック機能→緊急時でも連絡を取れる
など独自の見守り安全機能がついています。
より高いレベル子どもの安全を守れるようになっているんですね
トーンモバイル「TONEファミリー」「TONE見守り」の設定方法&使い方を解説!
親子でトーンモバイルなら見守り機能「TONEファミリー」が無料!
保護者も子どももトーンモバイルを利用している場合は、TONEファミリーで提供しているすべての見守り機能を無料で使えます。
ただし、保護者がトーンモバイルを使っていない場合は、月額330円(TONEファミリー220円、あんしんインターネット110円)が別途必要。
コストを最大限に抑えて安全なスマホ生活を送るなら、親子でトーンモバイルを使うのがおすすめ。
ただ、もし保護者が他社のスマホから乗り換えたくない場合でも、330円でこれだけ充実した見守り機能が使えるのでコスパは十分にいいと思います。
トーンモバイル契約前にチェックしたい注意点やデメリット
月額料金の安さ、スマホ端末の安さ、見守り機能の圧倒的充実度などを考えると、トーンモバイルは子ども用のスマホとしては最適の選択肢と言えます。
ただ、メリットだけではなくデメリットもあるので、契約前に必ずチェックしておいてください。
通信速度は遅め
トーンモバイル最大のデメリットは通信速度。
標準では高速通信はなく、500~600kbpsと中速~やや低速の通信です。
500~600kbpsの速さでは、LINEやSNS利用、ウェブの検索なら問題なくできるかんじ。
ただ、YouTubeなどで動画を見ようとするとちょっと厳しいです。
動画をスムーズに見たい場合には
・Wi-Fiに接続して視聴する
・動画チケットを別途購入する(1GB330円)
これで高画質動画でも問題なく見ることができます。
逆に低画質なら通常の通信環境で見ることも可能。
通信速度は遅めですが、
- 他社の通信制限時の「低速モード(128~200kbps)」と比べると3~4倍は速い
- 場所や時間によっては600kbps以上の速度が出ることもある
- 無制限で使える
などから、子どもが使う分には十分と言えます。
大手キャリアの高速通信に慣れていると最初は「遅い」と感じるかもしれませんが、動画をたくさん見たり、高グラフィックのスマホゲームをしたり、アプリを1回に何個もダウンロードしたりする場合を除いては、実際にはそこまでストレスなく使えるレベルです。
トーンモバイルの速度対策はどうする?
通常のネットやSNS利用→特に問題なく使える 動画を見たり、アプリをダウンロードするとき→Wi-Fi接続するか動画チケット(330円/1GB)を購入YouTubeを無限にダラダラ見るのを防げると考えると、子ども用のスマホとしてはメリットにもなりますね。
こちらの記事では、トーンモバイルを実際に使って通信速度の検証もしています。トーンモバイルの評判を検証!親子で使って速度や使いやすさ、料金の満足度をレビュー
最低利用期間がある
もう一点気をつけたいのは、トーンモバイルには24か月の最低利用期間があるということ。
TONE SIM for iPhone(月額1,650円)には最低利用期間や解約金はありません。
以前はほとんどの携帯会社で最低利用期間を設けていましたが、最近はいつでも解約できるところも増えています。
その中で、トーンモバイルは24か月という長めの最低利用期間あり。24か月より前に解約する場合には、違約金が1,000円かかります。
そこまで大きな金額ではありませんが、気になる方は注意してください。
コスパ&安全機能重視ならトーンモバイルはおすすめ!
こんな方にはトーンモバイルがおすすめ!
- 子どもの安全重視でセキュリティ機能が高いスマホを使いたい
- スマホ代はできるだけ安く済ませたい
- 自宅にWiFiがあるので通信速度は気にしない
- スマホを短期間で変えたくない
- 子どもと一緒のスマホを安く使いたい
どのスマホ会社を選んでもメリットとデメリットはありますので、ここで紹介したトーンモバイルもデメリット(通信速度や契約期間)よりもメリットが上回ると感じるなら検討してみてください。
お子さんにスマホを持たせるときに何を重視するかは、ご家庭ごとに異なると思います。
トーンモバイルは、「低料金」と「子どもの安全を守る機能」に大きく重点を置いたスマホです。もしこの部分を重視するなら、選択肢としては魅力的なスマホであることは間違いないでしょう!
安全機能と料金の安さで選ぶならトーンモバイルがおすすめ!
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