最近、腕時計をしていますか?「そういえば、もう何年も腕時計してないなー」という方も多いのではないでしょうか。
腕時計をしない人が増えた原因はもちろん「スマホ」です。携帯電話の時代からすでに「時間のチェックは携帯で十分」という人が増えていましたが、スマホが普及してからは特にその傾向に拍車がかかっていますよね。
実際、私の周りでも、腕時計はしない・持っていないという人がたくさんいます。どちらかと言うと、腕時計している派の人の方が少ないかもしれません。
たしかにスマホを見れば時間は分かりますし、スマホはいまや肌身離さずの必携アイテムなので「時間を調べるものを2つも身に付ける必要はない」と考えると、必然的に「時計をやめる」という結論に至るのもうなずけます。「わざわざ腕時計をするメリットが見つからない」という腕時計をやめた人の言い分も理解できます。
でも、「時計はスマホで十分!」な今だからこそ、腕時計には「わざわざ身に付ける」だけのメリットがあるんです。
実は腕時計の方が時間をチェックしやすい
1日中スマホの画面を見ている人は別として、スマホで時間をチェックするには
スマホを取り出す→画面をオンにする
という一連の動作が必要になるんですよね。特に、外を歩いているときに時間を確認したいときは、このちょっとした動作が面倒に感じられることもあります。
その点、腕時計はというと、屋内でも外を歩いているときでも常に「腕」にしてあるので、時間を知りたければチラリと手首に目をやるだけで済んでしまいます。取り出したり電源をオンにしたりという特別な動作がいらないので(スマートウォッチでスリープモードになってしまうものを除く)、実は圧倒的に腕時計の方が時間をチェックしやすいんです。
腕時計を見るしぐさは演出になる
腕時計にチラリと目をやるしぐさ。実際に時間を確認するだけじゃなく、このしぐさ自体が力を発揮する場合があるのです。
たとえば、無駄話をしながらダラダラと続く打ち合わせ。早く切り上げたいと思っても、「もう終わりにしません?」とはなかなか言えないものです。
そんなとき、チラっと時計を見るしぐさをすれば、周りの誰かが「あ、何か次の予定あります?」などと声をかけてくれるはず。そうすると、ダラダラと打ち合わせを続けていたメンバーも我に返って「じゃあ、今日はこの辺で」という具合に打ち合わせが終了したり、もしくは自分だけ正当に打ち合わせを抜けることもできてしまいます。
このように、時計を見るしぐさは無言の意思表明になるんですね。
「早くして」
「もう終わりたい(帰りたい)」
「次の予定がある」
こうしたことをストレートに言葉に出してしまうと角がたつ場合がありますので、そんなときこそ「腕時計をちらっと見る」というしぐさで演出するのです。その方が物事がまろやかに収まりますからね。
逆にこういう状況では、スマホの利用価値は一気に低くなります。打ち合わせ中にスマホをチラチラとチェックしてみたところで、せいぜい「LINEやSNSの通知が来ていないか気にしているだけ」に映ってしまうのがオチ。「次の予定がある」という意思は伝わらず、逆に「打ち合わせ中にスマホばっかり見ている不届き者」なんて思われてしまう恐れまであるんです。
時間に特化した「時計」だからこそできる技ということこですね。
もちろん、何かを早めに切り上げたいときの演出だけじゃなく、袖をちょっとめくって腕時計をチラ見するというしぐさはかっこよく見えたりもするので、そういう意味でもおすすめです(笑)
アクセサリーとして優秀
「時計なんて時間が分かればいい」という人もいるかもしれませんが、多くのセレブリティや経営者など「一流」と言われる人たちが高級時計を好んで身に付けることからも分かるように、時計は立派なアクセサリーなのです。
たとえば普通のサラリーマンが、仕事のときにジャラジャラとブレスレットや指輪で飾り立ていたら、周りからどう見られるでしょうか。「チャラい」とか「仕事場に不適切」とか「いやらしい」とか思われる可能性が高いでしょうね。
でも、腕時計なら「チャラい」とか「不適切」なんて思われることなく、会社でもオシャレを主張できるのです。
また、仕事のときにつけるもの、プライベートでつけるもの、フォーマルなときにつけるもの、カジュアルなときにつけるものなどと、TPOや気分に合わせて何種類もの腕時計を楽しめるのもいいところ。
「時間を知るための道具」である以上に、アクセサリーとしてもとっても優秀なんですね。それなりの腕時計をしていれば、それだけで「あれ、この人けっこうオシャレかも」という印象を与えることができます。
今だからこそ腕時計を習慣にしてみては?
時間を知るだけならスマホで十分という気持ちも分かりますが、腕時計にはこれだけのメリットがあるので「腕時計のある生活」を習慣にしてみる価値はあると思います。
さらに、腕時計というのはガジェットとしてはアナログですが、だからこそモノとしての愛着もわくのではないでしょうか。
たとえばこちらのオーダー腕時計の「ルノータス」↓
自分だけのオリジナル腕時計をオーダーメイドで作れるのですが、これなら高級ブランド時計ではなくてもものすごく大事に使いたくなりますよね。
今は何でもすぐに買い替える時代、お気に入りの腕時計をひとつでも持っていると、モノに対する向き合い方自体が変わるかもしれません。
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