メルカリなど、スマホひとつでいつでも簡単に欲しいものを探すことができるフリマアプリが人気ですが、実際のフリーマーケットに足を運んで自分の目で見て掘り出し物を探す行為というのもまた違ったワクワク感がありますよね。
ここでは、この数年私が東京のフリマを回ってみた結果、厳選したオススメフリマをご紹介していきます。
東京のフリマ巡りのご参考にしてみてください。
よいフリマを選ぶポイント
東京は特にフリマの数が多いです。規模も大きいものから小さいものまでさまざまです。
ただし、開催場所や主催者によって出店者の傾向はガラリと変わります。当然、扱っている商品にも違いが出てきます。1日に何か所も回れるわけではないので、できればハズレは引きたくないですよね。
私がフリマを選ぶ基準は2つあります。
出店数が100店以上
業者の出店が少ない
出店数が少なすぎる場合は、まず目ぼしい商品を見つけることができません。欲しいものすらないのです。
都内でも、出店数30~50店と公表されているようなフリマはごろごろあります。実際行ってみると20店くらいしか出店していなく、しかもほとんど業者か手作り商品を売っているような場合が多いです。(手作りが悪いというのではなく、私の需要と合わないだけですが)
なので出店数が100店以上の、ある程度規模の大きいフリマを選ばないと、まず目に留まる商品にすら巡り合えないと思ってよいでしょう。
そして、2つ目の業者出店についてですが、どこのフリマでもプロの業者は多かれ少なかれ入っています。
街のリサイクルショップのようなお店が出店して幅広い中古品を販売している場合と、新品の商品(化粧品やおもちゃや雑貨や電気部品や洋服や靴など)を扱い一般の店頭よりも格安で販売しているという場合があります。
プロの業者は相場を分かっているので値付けもシビアですし、こちらが交渉しようとしても相手の方が一枚も二枚も上手です。
なのでずっと探していたもので他では売っていそうもない場合以外は、私は業者ではない一般の人の出店で探すようにしています。
フリマによっては業者の出店が半分以上というようなところもあります。
100店出店していても業者が半分も入っていたら一般の出店は50店しかありません。見て回る時間と労力ばかりかかってしまうので、最初から業者が少な目のフリマを狙っていくようにしています。
東京おすすめベストフリマスポット5選(プラスおまけ1)!
では、実際にこの目と足で歩いてみたオススメのフリマをご紹介していきます。
光が丘公園(練馬区)
都営大江戸線の光が丘駅からすぐのところにある光が丘公園。毎月200店ほどの大規模なフリマが開催されています(主催者は異なる)。
「プロ不可」「新品不可」という条件の主催者が多いのも特徴です。
練馬区という立地からもファミリー層が多く出店しており、子供服やおもちゃなどは量もたくさん出ているので選ぶのに迷ってしまうほどです。購入者も子供連れのファミリーが多いので、人気のおもちゃなどは争奪戦になることも。常にお店もお客さんも多いので非情に活気があります。
全体的に子供向けの商品に人気が集まりやすいので、逆にそれ以外の商品を探しているのであれば穴場・狙い目であると言えるでしょう。
フリマ会場のすぐ横には噴水が。暑い夏には子供たちの絶好の水遊び場になっています。フリマでお買い物ついでに公園遊びを満喫できるスポットでもあります。
駒沢オリンピック公園(世田谷区)
目黒区と世田谷区の境目に位置する広大な駒沢公園。
最初はあまりに広すぎて、駒沢公園のいったいどこでフリマをやっているのか探すだけで途方に暮れそうになりました(笑)正解は駒沢通り側の大階段付近の広場です。
恵比寿駅から出ている東急バス(用賀駅行き)に乗って「駒沢公園」バス停で降りるのが一番会場に近いです。ちなみに、田園都市線の駒沢大学駅から歩くと20分くらいかかるので覚悟が必要です。
上品な土地柄もあり、おしゃれなご家族が社会貢献の一環として自宅の不用品(きれい目、ブランド物も多い)をまさに「リサイクル」するという目的で参加している人が多いので、売り手はあまりガツガツしていないお店が多いです。
必然的に掘り出し物は多くなり、逆に買い手はガツガツしやすいので(笑)、できるだけ早い時間に行って目玉商品を押さえるのがいいでしょう。
学生や若者の出店も多いので、ほかでは見かけないような出品に出会える確率が高いです。
錦糸町イベント広場(墨田区)
錦糸町は実はフリマのメッカ。この錦糸町イベント広場と、錦糸公園、アルカキット屋上と定例のフリマ会場が3か所あるのです。この中で一番出店数が多い錦糸町イベント広場がオススメです(アルカキット屋上は規模が小さすぎて人もあまりいないので、オススメしません笑)。
錦糸町駅から東武ホテルの方へ歩いて5分ほどの便利な立地。こちらの場所も毎月フリマが開催されていて、規模も100店の出店で見ごたえはあります。プロの業者も少な目です。
土地柄でしょうか、子供用品を中心としたファミリー向けだけではなく、若干年齢層高め向けの出店が多いのも特徴です。ものすごく混雑しているわけでもなく、でも出店はそれなりに多く賑わっているという、下町感のあるフリマとでも言えるでしょう。
これと言って特化した商品があるというタイプではないですが、割といつ行っても何かしら掘り出し物がある安定感のあるフリマです。
新田6号公園(江戸川区)
ちょっとした穴場です。おそらく地元の人以外あまり知らないのではないでしょうか。
東京メトロの西葛西駅から徒歩10分ほどの立地にある新田6号公園は、野球場やテニスコートなどが広がるエリアの一角にあります。
地元密着型ながら180店の出店があるので、見ごたえはかなり大。出店の傾向としては、東京の東部地区屈指の住宅地域なのでやはりファミリー向けが強いです。
庶民的なものを庶民的な格安価格で探したいのであれば、ここのフリマはオススメです。
東京ドームシティ「プリズムホール」(文京区)
水道橋駅から徒歩3分。かの有名な東京ドームに隣接したプリズムホールというイベント会場でほぼ毎月開催されているフリマがあります。
上記のフリマと比べると業者が少し多めではありますが、それでも300店という大規模フリマなので一般の出店も相対的に多いため、割合としたら気になるほどではありません。
また、都心ど真ん中しかも駅近の屋内フリマなので、春夏秋冬いかなる季節でも天候でも行きやすいというメリットがあります(雨天中止もない)。
出店もファミリーから若者・学生まで、平均的に幅広くいろいろなお店が出店しているので、何かしらの掘り出し物に遭遇できる確率は高いです。
次点:出店数都内最大規模だけど業者が圧倒的に多いフリマ
ベストフリマ5には採用しませんでしたが、都内で最大規模のフリマがあります。
品川区の大井競馬場の駐車場で開催されている「Tokyo City Flea Market」です。ほぼ毎週開催されていて、毎回300店を超える出店がある超人気フリマ。屋台もたくさん出ているので、フリマのお祭り感を味わうにはもってこいです。
あえてベストフリマに選出しなかったのは、2つ目の条件である「業者出店」が非常に多いからです。下手すると7割くらい業者のときもあります(笑)ここに毎回出店しているプロの業者は多いです(何度も行っていると、毎回同じお店が出ていることに気付くはず)。逆に考えると、プロがそれだけ定期的に出すメリットがあるのです。
規模が大きいのでお客さんの数は圧倒的に多いです。どちらも外国人のお客さんが多いのも特徴です。ですので、たとえば出店する側になればそのメリットを享受できるはずです。
場所によってお店の傾向と客層が全然違う!
一口で「東京」(しかも23区限定)と言っても、これだけ多様なフリマが存在します。場所によってお店もガラっと変わりますので、当然扱っている商品も値付けも変わってきます。掘り出し物を見つけたいのであれば、ぜひ上に書いたフリマを参考にしてみてください。
それぞれが違った特徴を持っているので、この5か所(プラス1か所)のフリマに足を運べば必ず目ぼしい商品を見つけることができるはずです。
▼フリマで出店したい方はこちらの記事をチェックしてみてください。
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