私が今使っているプリンタは、HPのDeskjet3520。かれこれ4年くらい使っていますが、壊れることも動作不良を起こすこともなく、とても頑張ってくれています。
なんといっても、このプリンタは安かった。新品で3,000円くらいで買ったので、最近の格安機種と比べても遜色ないお値段です。
ただし、プリンタは当然消耗品であるインク代が定期的にかかるわけです。HP純正のインクを買おうと思うと、プリンタ本体の金額よりも高くなってしまいます(笑)
実はこれまでほとんどモノクロプリントしか使わなかったので、ヨドバシカメラなどでブラックのみ互換インクを購入して使っていたのですが、今回カラープリントをする必要性にかられてインクをどこで購入しようかなと思案していました。ちなみに、ブラック以外のインクは初期設定のものなので、もう完全に残量はなくなってしまっています。
そもそも格安プリンタを使っている理由は?
今やプリンタ本体も、高性能・高機能の数万円するものから、最低限の機能のシンプルな3,000円くらいのプリンタまで、その種類はピンキリです。
そして、そもそも3,000円くらいの格安プリンタを選んでいる時点で、プリンタに求めるクオリティはそこまで高くないということでしょう。
私も、「とりあえず印刷できればなんでもいいや」という考えだったので、格安プリンタを選んだわけです。クオリティと安さを天秤にかけた結果、「安さ」をとった状況なわけです。
安さでプリンタを選んだ以上、プリンタ本体よりも値が張る純正インクを使うというのは、私の場合には矛盾する行為。
だったら、インクだってできるだけ安いものを買いたいと思う方が自然ですよね(笑)
互換インクはどこで買うのが安いのか
印刷のクオリティを求めないという時点で、インクは互換インク一択となりました。
そこで、さっそくヨドバシカメラへ行って互換インクを探してみると…
え?互換インクでも2,750円とか3,280円もするの???と思ったら「リサイクルインク」でした。純正インクの使用済みカートリッジを回収し、それに新たにインクを詰めなおして販売しているというやつですね。
純正インクよりは安いですが、それでも私のプリンタ本体と同じくらいの値段なので、インクに(しかもリサイクル)そこまで払えないなーというのが本音です。
これは安い!と思ったら、つめかえインク。「すぐに使える工具付き」と書いてありますが、つめかえ素人にとっては、果たして自力で詰め替えなんていう高度な技ができるのかどうかがとても不安です。
ちなみに、純正のインクは4,310円。やっぱりプリンタより高いです。
結局、純粋な(?)互換インクを見つけられないまま店を出ました。そして、店頭で探すことを諦めてネットで探すと…ありました!激安の互換インクが!
1,000円以下で買えました。しかも、残量表示付き。ふつう互換インクをセットするとプリンタが認識しないので残量表示が「?」マークになってしまうのですが、これなら一目瞭然で残量を確認できそうです。
さっそく注文してみました。
激安互換インクは問題なく使えるのか?
注文した翌々日に互換インクは届きました。ゆうパケットで届いたので、ポスト投函です。
箱などのケースはなく、非常に簡易な包装。カートリッジがそのままOPP袋に入れられているだけです。余分なところにお金を使っていないというのがよくわかります。緩衝材などもなかったので、そのあたり神経質な人はちょっと気になるかもしれません。
OPP袋から取り出したら、あとはテープやキャップを外して、装着するだけです。
ちゃんとICチップも付いていますね。
もとのインクカートリッジを外します。
互換インクのカートリッジをそのままはめていけば完了。とっても簡単です。
プリンタのインク残量(インクレベル)をチェックすると、ちゃんと反映されています。
そして、実際に印刷をしてみると、
ものすごく鮮明にくっきり印刷されるかというと、残念ながらそうではありませんでした。色は若干暗めなかんじ。水性インク感はバリバリです。クオリティが高いかと言えば、決して低くはないけれど高くもありません(笑)
互換インクはいろいろな会社が販売しているので、製品によってインクのクオリティに差があるのは仕方ないかもしれません。
ですが、私のように「とりあえずカラーで印刷できればOK」という人にとっては何の支障もないレベルです。個人的には大満足。
ただし、注意点がひとつ。こうした激安互換インクの口コミを見ると、キャップを外したときにインクがこぼれるというアクシデントが起こる場合もあるようです。
下の写真の丸い部分ですね。ここからインクがじんわり出てくるので、キャップを開けるときには細心の注意を払ったほうがいいですね。できれば下に紙などを敷いてその上で開けるようにすると万が一インクが垂れ落ちても安心です。
まとめ
格安のプリンタを使っている人であれば、クオリティよりもコスパ優先という方が多いかと思います。
そういう方にとっては、この激安互換インクは文句なしに使えるのではないでしょうか。値段とクオリティを天秤にかけたとき、納得できる範囲のものだと思います。
ただし、どうしてもやむを得ない事情でプリンタは安いものにしたけれど、印刷クオリティはできる限り最高のパフォーマンスに近づけたいとか、万が一純正以外を使ってプリンタが壊れるリスクが高まるのは嫌だという人の場合は、値ははりますが純正のインクを使った方がいいでしょう。
安いプリンタをコスパ重視で使い倒すという方なら、激安互換インクはおすすめです。