引越ししようと部屋を探していると気づくのが、賃貸の集合住宅物件には「マンション」と「アパート」の2種類があるということ。
なんとなくマンションの方がアパートより高級なかんじ、とか、アパートの方が安くてお得とか、漠然としたイメージを持っている方も多いはずです。
ここでは、マンションとアパートでは具体的にどんな違いがあって、それぞれどのようなメリットがあるのかについてご説明していきます。
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マンションとアパートは構造が違う
実はマンションとアパートに、法律で決まっているような厳密に規定された区別はありません。そう、名前が違うというだけなのです。
ただ、実際に市場に出ている物件は、当然ある程度の線引きを行ってそれぞれ「マンション」「アパート」と呼ばれています。
その線引きとは、構造上の違いです。
一般にマンションと呼ばれる建物は、鉄骨造(S)、鉄筋コンクリート造(RC)、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)のものを指して言います。
一方で、アパートとは木造や軽量鉄骨造の建物のことを言います。
マンションとアパートの違いというのはたったのこれだけなのです。
その構造上、マンションは比較的大規模で居住戸数も多い5階建て以上の高層のものが多く、逆にアパートは2階建てくらいまでの居住戸数も少ない小規模な建物であることが多いです。木造で10階建てのアパートを作るというのは、不可能ではないでしょうが安全性から見ても現実的ではありませんからね。
ちなみに、コーポやハイツと呼ばれる物件がありますが、これも名前上の違いだけです。「○○ハイツ」という名称の建物でも、構造が木造のものもあれば、鉄骨(もしくは鉄筋コンクリート、鉄骨鉄筋コンクリート)造のものもあるのです。
なので、物件を選ぶ際には、表面上の名前にだけ気を取られないようにしましょう。
マンションとアパートでは家賃にも違いがある
広さ、築年数、立地等が同じような条件のマンションとアパートを比較した場合、一般にはマンションの方が1万円くらい家賃が高く設定されていることが多いようです。その理由はマンションの方が建築コストがより多くかかるからと言われています。
そしてアパートより高額に設定しても、条件がほぼ同じであればマンションを好むという入居者が多いということも、マンションの家賃を高くしている原因でしょう。
ただしそれも比較的築年数が浅い時期だけで、年数が経ってくるとこの差はほとんどなくなるようです。
マンションとアパートには住み心地にも違いがある
マンションとアパートを分けるのは構造上の違いと書きましたが、実際に住んでみたときにこの構造上の違いをどのように感じるのでしょうか。
一番大きいのは遮音性でしょう。
木造よりもコンクリート造の建物の方が防音に優れているという側面は否めません。壁や床の遮音性はマンションの方が高いと言えるでしょう。
ただ、実際には音は壁や床から響いてくる以上に、窓を通して入ってくる場合が多いと言われます。外の音だけでなく、隣や上下の部屋の音も窓を通して聞こえることが多いようです。
そういう点では、アパートでも窓の防音をしっかりすることでかなりの遮音性を手に入れることができるということも覚えておくといいでしょう。
マンションのメリットとデメリット
マンションは、やはりその構造上のメリットが一番大きいと言えます。上に挙げたような遮音性をある程度確保できることや、木造と比べて建物の強度が高いために災害にも比較的強いという点などです。また、最近の大型のマンションはセキュリティ面でもかなりしっかりしているところが多くなっています。オートロックや防犯カメラなどが設置してあったり、管理人が常駐しているなど、住人が安心して生活できる環境を整えてくれているところも増えています。
その一方で、上にも挙げたように家賃はアパートと比べると高めの設定になっているところが多いです。また、エレベーターや宅配ボックスなど共有部分の設備が充実している分、家賃以外に結構な額の管理費を支払う必要があります。享受できるサービスが多い分、総じてコスト面では高くかかると考えてよいでしょう。
アパートのメリットとデメリット
逆にアパートのメリットはそのコストの安さでしょう。人気のエリアや駅近の物件でもリーズナブルな家賃で借りることができます。また特に最近建てられたアパートの場合には、外装も内装も驚くほどきれいなところが多いのも事実です。コストとイメージ優先で選ぶのであれば、新築のアパートという選択肢は大いにありだと思います。
そしてアパートのデメリットと言えば、建物耐久性や遮音性、防犯面がやや弱いため、ある程度自分で工夫をしなければならない点でしょう。特に女性の一人暮らしの場合には、自室のドアを2重ロックにするとか防犯カメラのダミーを取り付けるなど、安心のためにプラスαの防犯対策は必要かと思います。
実際に見て選ぶのが一番
このように、一般的にマンションとアパートと言われる建物には構造的な違いは存在します。
ただこの違いを見ても、どちらがより優れているというものではなく、自分が借りる際の条件にどれだけ合致するかという部分でフラットな視点で選んだほうが得策と言えます。
そして「マンションだから」「アパートだから」という理由だけで最初から絞ってしまうよりは、自分が重視する条件により近い物件を幅広く探したうえで、実際に足を運んで自分の目で見て判断するのが一番でしょう。
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