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どうしてもやる気が出ない!そんなときに試してほしい「簡単」「自動で」やる気が出る方法

メンタルケア

塾のコマーシャルで、「やる気スイッチ」を探そう~みたいなものがありましたね。

やる気スイッチが欲しいのは、勉強しなくちゃいけない子供だけではありません。子供に「やる気出せ!」とか言っている大人だって、子供以上に多方面でやる気がゼロになってしまうことは少なくありません。仕事、運動、掃除…自分がやりたくて始めた趣味ですら、やる気が出ないときはあるのですから。

やる気って、自然と出てくるまで待つしかないのでしょうか?

 

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やる気は待っていても出てこない!

やる気というのは、放っておけば勝手に出てくるような気がするかもしれません。

たしかに調子がいいときは、自然とやる気がみなぎるものです。そういう経験をしたことがあるからこそ、人は「やる気が出るまで待とう」と思ってしまうのでしょう。

でも、これって確実性がないんですよね。統計的にどれだけ待っていたらやる気が出るかわかりますか?

3日?1週間?1か月?…3か月待てますか?「ああ、今日もやる気が出なかった」この繰り返しで受動的にやる気が出るのを待つというのは、逆にストレスになります。

それでも最後にやる気が出ればまだいいほうです。

結局やる気が出る前にやめてしまったり、やる気が出る前に仕事の締め切りが迫ってしまって、結局イヤイヤこなしてクオリティの低い仕事しかできなかった、というような誰も得をしない結果になってしまいます。

特に、仕事は「やる気がないからやりません」というわけにはいきません。

かと言って、「やる気が出たらやるんで、それまで待ってください」なんていうことが通用するはずがないですし、「やる気がないけどしかたないな…」でイヤイヤ取り組むのは、上に書いたように誰も得をしない最悪の事態になってしまう可能性があります。

「締め切りのない仕事は、仕事ではない」と同じで、「締め切りのないやる気は、やる気ではない」のです。今週中にやらなくちゃいけないことは、3か月後にやる気が出ても意味がありません。

なので、待っても無駄です。

 

やる気は「出る」もの。「出す」ものではない

では、これはどうでしょうか?

「よし、やる気出すぞ~!!」と自分に言い聞かせて取り組む

実はこれは偽物のやる気です。

本物のやる気は「出す」のではなく「勝手に出てきてしまう」のです。「お、なんか知らないけどやる気出てきた~」が正解なのです。

学生時代、親や先生から「勉強しろ」と怒られたり「勉強することの大切さ」を延々と説教されたことはありませんか?「将来のためにうんぬん~、今しっかり勉強しておけば~」と御託を並べられて、「よし、やる気出た!」と思いましたか?やる気ゼロのときって、どんな高尚な説法も心に入ってこないんですよね。

「いろいろ言われて、よけいやる気がなくなった」結局、こうなってしまいます。

このとき、親や先生は必死であなたのやる気を引き出そうとしていたはずです。ですが、あなたはよけいにやる気がなくなった。

これと同じことを、自分が自分に対してやってしまいがちなのです。

「自分よ、これを頑張れば昇進のチャンスが広がるぞ!」「だからやる気出せ!」

他人から言われるよりたちが悪いです。自分は常に自分につきまとうからです。年がら年中こんなことを自分から言われていたら、それこそストレスでメンタルを壊してしまいかねません。

言う方も言われる方もストレスたまるんですよね。その両方の役回りを引き受けるのですから、ストレスも倍増するのは当然です。

頑張り屋さんほど、心が疲れてしまうことが多いというのは、このせいでしょう。

やる気は待っていても出ない、でも無理矢理出すものではない。

じゃあ、どうすればいいのでしょうか?

 

 

やる気が出るのに必要なのは、ちょっとした「きっかけ」

逆に、自然とやる気が出てきたときのことを思い返してみましょう。

ものすごく小さなきっかけで急にやる気が出てきた経験があると思います。

やる気ゼロでだらだらやっていた仕事なのに、なぜか褒められた→急にやる気出た

ダイエットに挫折したとたんに体重が1kg減った→またやる気が出た

ただ、この小さな「きっかけ」が訪れるのをただひらすら待っていたのでは、「やる気が出るまで待つ」となんら変わりません。

偶然を待ち続けるには、人生短すぎます。

ただ、「やる気」を無理やり出そうとするのは間違っていますが、この「きっかけ」を作り出すのは自分でコントロールできるのです。

上に仕事とダイエットの例をあげましたが、人は「結果」が出たらやる気が出るのです。要するに、きっかけ=結果なのです。

結果が出て、嬉しくない人はいません。どんなにイヤイヤな仕事でも、それを評価されたら嬉しいはずです。

子供の勉強でたとえれば、どんなに勉強キライな子でも100点取れたら嬉しいんです。「なんか、ちょっと勉強してみようかなー」という気になるのです。これがやる気です。

 

「やる気」が出る唯一の方法:やる気が出る前に「結果」を出す

やる気→努力→結果

結果→やる気→努力→結果→やる気→(…以下続く)

この違いが分かるでしょうか。

上は、まずやる気を出して、努力をすることで、結果を出すというやり方です。これだと、そもそも最初のやる気が出ないと先へは進みません。そして、結果そのものが目的なので、結果が出たらそこで終わりです。

下は、まず結果を出して、そのことによって自然とやる気が生まれ、努力を惜しまなくなり、それによってさらなる結果を生み出し、またやる気が生まれ…以下雪だるま式にやる気も結果も大きくなっていきます。

どうやって結果を出すのか

「それは分かるけど、そもそも最初から結果なんて出るわけない」と思いましたか?

確かに、勝手に結果が出ることはありません。「何もしてないのに、朝出社したら仕事が仕上がっていた」なんてことがあったら、それは単なる超常現象です。

なので、小さな結果を出せるような環境を自ら作るのです。これは本当になんでもいいです。ただ、やる気があるとかないとかに関係なく、小さな結果を出すことにはこだわってください。

たとえば、ものすごく時間がかかりそうで面倒くさい作業が多い仕事が回ってきたとします。やりたくないですよね。それでもやらなくてはいけないのならば、まずその大量の面倒くさい作業の中で、一番簡単にできることは何かを探します。

たとえば、

写真だけ集める

関連がありそうなサイトを片っ端から印刷して「仕事のための資料」をまず作る

エクセルの枠組みだけ全部作る

このように、考えることよりも作業的にできることをやるようにしましょう。

ここで大事なのは、「短時間でできて、明確に終わりがある作業」にすることです。3日も4日もかかる作業や、エンドレスに続く作業はやめましょう。

作業の中身自体が大事なのではなく、「1つの作業(仕事)が終わった、完成した」という結果を得るためだけにやるからです。

そして、ひとつひとつの作業は短時間で集中してやるようにします。どんなにイヤイヤでも1時間だけだったら我慢できますよね。

写真を1時間で集める、と決めたら、それに向かってひたすら作業をするだけです。1時間集めたら、終了。完成です。フォルダに入れた写真の数々を見ると、ちょっとした達成感があるはずです。できれば、それを隣の席に座っている同僚に見せてみましょう。

「どう?ササっと選んだんだけど」

そう聞かれて「ぜんぜんダメだね」と返してくる同僚はいないでしょう。別に可もなく不可もないセレクションだとしても、「おお!いいね~、早いじゃん」くらいは言ってくれるはずです。

お世辞と分かっていても、認められると嬉しいものです。これが小さな「結果」であり「きっかけ」になるのです。どうですか?一番最初のイヤイヤムードのときよりは、やる気が出てきたはずです。

自己満足が得られる人は、わざわざ他人に褒めてもらわなくてもいいでしょう。写真のフォルダを眺めて「いや~、こんな早くこれだけいい写真が集められるなんて、自分すごいわ~」と自画自賛できればこっちのもんです。気分よく、次の仕事に取り掛かれるはずです。

 

 

やる気は楽しい

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自然にやる気が出てくると、本当に力がみなぎる感じがして、やっていることが楽しくなりますよね。

最初はものすごく小さなやる気でも、雪だるまのようにうまく転がすことで、自然と大きなやる気につながります。

  やる気→努力→結果

  結果→やる気→努力→結果→やる気→(…以下続く)

この順番を常に意識してみてください。やる気を出そうとするよりも、小さな結果を出すことに力を注いでください。これだけで、「やる気が出ない…どうしよう」と悩むことも少なくなるはずです。

…と、いまいちやる気が出なかった今日、このような記事を書いてみました(笑)。こうして、記事をポストすることで、ひとつの結果を得られます。書いているうちにどんどん調子が上がって、のってきたりもします。

今、最後の文章を書いていて「朝はあんなにやる気なかったのに、書ききった~!やるな、自分!」という達成感が出ています。こんな小さい結果でも、達成感はちゃんと出ることが実証できました!

 

▼この記事を読んでやる気は少し出てきたけど、集中力が続かなくて困っている人はこちらの記事を参考にしてみてください。

>>集中力が続かない!そんな人でも作業効率をグーンとあげられるのが「ポモドーロ・テクニック」

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